イノシシと人里で遭遇したら~“シュー”という威嚇音は特に注意
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イノシシに遭遇したら
普段は山にいるイノシシですが、人里に降りて来ることがあります。
イノシシの目撃情報や被害情報が寄せられることも多いため、自治体では注意を呼び掛けています。
例えば『徳島県のホームページ』には、下記のように書かれてあります。
イノシシは臆病で人を襲うことは滅多にない
本来、イノシシは臆病な動物で、人を襲うことは滅多にありませんが『イノシシがケガをしているとき』、『イノシシが犬に追われているとき』、『晩秋から冬にかけての発情期などで、興奮状態にあるとき』、『至近距離で突然、出くわしたとき』などは、まれに襲って来ることがあります。
もし遭遇したら…
背中を見せずにゆっくりと後ろに下がって逃げる
さらに万がイチ、イノシシに出会ったときの注意点として、『本来イノシシは臆病な動物なので、ほとんどの場合はそのまま逃げて行きます。
見かけても決して刺激を与えず、興奮させないことが大切です』『イノシシと出会ってしまったときは、背中を見せずにゆっくりと後ろに下がって、静かに急いでその場所を立ち去りましょう』。
たてがみを逆立てたりシューという音を出しているときは特に注意
『イノシシがたてがみを逆立てたり、“シュー”といった、相手を威嚇する音を出しているときは、特に注意が必要です』
また『イノシシの子供(うり坊)を見かけても、可愛いから…と近づいたり、追いかけたりしないようにしましょう。
近くに母親のイノシシがいる可能性が高いので、子供を守るため、攻撃して来ることがあります』といったように、注意を呼び掛けています。
野生の動物にはエサをあげないで
また環境省では、イノシシなど野生の動物にはエサをあげたり、エサとなる物を放置しないように、注意を呼び掛けています。
■杏樹の感想
明けましておめでとうございます。鈴木杏樹です。
この番組にとっては15回目の新年を迎えましたが、これも日頃、聴いて下さっている皆様のお陰です。
今年も月曜日から金曜日の朝は、この番組を宜しくお願いします。
毎年、年末年始にお送りしている“干支シリーズ”ですが、最初に始めたのが2007年のイノシシ年でした。
本当は昨年のイヌで、番組的には1周しましたが、新たにまたこのテーマにさせて頂きました。
うりんこを始め、見た目にもユニークなイノシシですが、年々、人と遭遇する機会が増えていて、それと同時に被害も増えているそうです。
今回の記事でご紹介したように、注意点を守って頂いて、人とイノシシが上手に共存共栄できたら…と思います。
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