2度目の米朝首脳会談~北朝鮮は非核化する意思があるのか

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月16日放送)にジャーナリストで東海大学教授の末延吉正が出演。2度目の米朝首脳会談の可能性について解説した。

米朝、近く高官協議か  ポンペオ米国務長官(ゲッティ=共同)、北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長(UPI=共同)

北朝鮮の金英哲副委員長、今秋にもアメリカを訪問か

アメリカのテレビ局CNNは14日、消息筋の話として2度目の米朝首脳会談の最終調整のため北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長が今週にもワシントンを訪問する可能性があると報じた。実現すればポンペオ国務長官と開催地や日程を協議するとみられる。

飯田)先週末にかけてトランプ大統領から金正恩氏へ1通の書簡が、親書が送られていたなどという報道もありました。中身不明なのですけれども、この首脳会談に関する内容ではないかと言われていますね。

末延)去年の後ろの方でもう一度やるだろうと見られていたのが、できなかった。北朝鮮の非核化がぜんぜん進まないのですよ。北朝鮮はこの制裁が効いていて、経済的に厳しい。この寒い冬に、経済が良くなることで前に出ているわけだから、制裁を何とか解除して欲しい、だからこの間中国にも行きましたよね。
中国は中国で、アメリカとの貿易戦争、ハイテクの覇権争い、中国は分が悪い。だから北朝鮮カードを使って、北朝鮮の非核化を進めさせるから少しそちらの方をよろしくと、と言うことで中国にとっても良いのだけれども。
一方のトランプさんも、メキシコの壁の予算が通らなくて執行できないままですし、ロシア疑惑もまだあるし、ここらへんでそろそろ一発ドカンと、この人もポピュリズムなので、やりたいところではあるのです。しかし、日本もチェックしていますが中国も韓国もいろいろ危ないいま、経済制裁をもう一回きちっとかけて、その上で非核化へ本当に行くのかどうか。僕はかなりそこを疑問に思っています。自分の存在を認めさせるためにせっせとICBMと核ミサイルを開発した独裁体制がそれを手放すわけ無いではないではすか。そこのところをアメリカはどうやって攻めるのか、ここは難しいところですね。

飯田)そのアメリカのインテリジェンスでも、どこにどれだけあるかという正確な数の把握はなかなか難しいだろうと言われていますよね。

末延)そうです。しかし、本当に基本的にアメリカとのディールに応じて非核化に進む意思があるのかどうかですよ。そこがうやむやなまま、心配なのは韓国の文在寅政権で、これで在韓米軍が引くなんてことになったら、これは日本にとっては大変なことですよ。

飯田)完全に環境が変わるなかで、日本はほぼ独自に自分たちを守ることはできるのかと言うことに。

末延)これは北方領土の交渉とも関係するのですが、もう正に対馬海峡が防衛ラインなのです。だから日本人も戦後74年、人ごとのように考えて観念論ばかり言っていたけれど、自分の国をどうやって守りつつ、ほかの話をするのかということを本当に考えなくてはいけません。

 

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