ノンフィクション作家・門田隆将が考える日韓関係とは?
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「須田慎一郎のニュースアウトサイダー」(2月16日放送)に、ノンフィクション作家の門田隆将が出演し、日韓関係について話を聞いた。
門田隆将が考える「日韓関係」とは?
東島:門田さんは1958年、昭和33年のお生まれで、高知県安芸市のご出身です。中央大学法学部を卒業されて1982年に新潮社に入社。週刊新潮に配属され、記者・デスクを経て編集次長となり酒鬼薔薇事件では被害者遺族の手記を発掘されたことが広く知られています。2008年に新潮社を退社され独立。光市母子殺害事件を描いた「なぜ君は絶望と闘えたのか」、福島第一原発事故の「死の淵を見た男」など地道な取材による発掘と執筆活動には定評がありまして、第一線のジャーナリストです。ノンフィクション作家でいらっしゃいます。
須田:私と門田さんというのは、20年以上ですかね?もうお付き合いして。
門田:四半世紀は超えているんじゃないですか。全く同じ顔してますけどね(笑)
須田:よいしょでも何でもないんだけども、おそらくこの人は将来週刊新潮の編集長になるんじゃないかと密かに思っていたんですよ。そしたらとっとと辞めて、作家に転身したのは意外なんですが、人間的にはとんでもない奴ですが、仕事はとにかくできるから。
門田:須田ちゃんに言われるとは思わなかったな(笑)
須田:どうも日韓関係について言いたいということなので・・
門田:もうすぐ3月1日が来るじゃないですか。これがポイントです。3月1日って100年前の1919年の3.1運動の当日。文在寅政権って今革命を進行中なので、その一つの頂点がこの3.1記念日の100周年なわけです。
彼は大韓民国の建国は1919年の3月1日だと思い込んでいるのです。当時、日本統治時代のこれから独立する抵抗運動が起こるわけなのですが、逃げた若者たちが上海臨時政府というのを言うのですがそれを建国の元年と彼はしたいわけです。だから忌まわしい日本の統治など「私たちは抵抗してた民族なんだ」ということを言いたくて、それでこの100周年に向かって革命をどんどんどんどん進行させてきているわけですから、今起こっていることは全て用意周到にずっと仕組まれてやってきているものです。
南北統一を果たすといっても事実上の赤化統一の方になりますので、北朝鮮に逆に大きい方の韓国が飲み込まれていくということになるんだけど、そういう左翼革命が起こりつつあり、今まさにそれが見えてきているところで、だから日本人はそのことをきちんとわかっておいた方がいいなと思っています。
須田:日本のマスコミがあまり伝えないんだけれども、もう韓国社会がデモや暴動だけではなくて、混沌としたカオスの状況に今はいってきていますよね。
門田:もう要するに保守層と中間派の人たちの良識派と言われる人たちは呆れていますよね。国家情報員も韓国軍部の方もズタズタにされておりますので、北と繋がっている人たちが上を占めていますから、本当に韓国のために頑張ろうという人たちはパージされているし、最高裁の判事が逮捕されるなど革命状態が続いておりますので、自分の命を守るために、彼らは口をつぐむしかないという大変な混乱状態ということになります。
須田:最終的にはこの韓国の混乱、日韓関係はどういった形で着地できるのでしょうか?
門田:私たち日本人は日本と韓国の間に真の友好関係が結ばれればいいなと思っているじゃないですか。けれども彼らはそれを思ってませんよね。なぜかというと日本に対して当然払うべき敬意や持つべき節度というものが彼らにはないですから。長い間、事大主義といって中国の代々の王朝の宗主国とする属国として彼らは生きてきましたから、そこに一つのものに対して忠誠を誓う以外は、そのほかのものは蔑むという態度で歴史上きた国ですから、日本に対してもそういう風に思っているんですよね。
けれども日本という日本の経済力を含め、日本人ってお人好しだから色々我慢して付き合ってきているわけなんだけども、日本を完全に敵に回したら韓国経済も社会も成り立たないということを徹底的に知る、すなわちこのカオス状態がどん底まで行って、やっぱり自由主義圏と共に自分たちが頑張っていかないと生きていけないんだということを知るまで落ちていくしかないんじゃないですか。そこから真の友好が始まると思いますけどね。
その他にもオウム真理教事件についての新刊やオウム事件の本質についてなど様々なお話をお伺いしました。続きはぜひYouTubeでお聞きください。
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