韓国への必要な対応は「丁寧な無視」をしばらく続けること

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月25日放送)にジャーナリストの有本香が出演。政府、安倍総理がG20に合わせた日韓首脳会談を見送ったという報道について解説した。

第7回日中韓サミット 韓国・文在寅大統領が帰国 =写真提供:産経新聞社

安倍総理、日韓首脳会談を見送る方向で調整

安倍総理大臣は28日(金)に大阪で開催されるG20首脳会議に合わせた日韓首脳会談の開催を見送る方向で調整に入ったと、複数の政府筋が24日に明らかにした。

飯田)理由としては、元徴用工訴訟を巡る問題について、日本が受け入れ可能な解決策を韓国側は示していないため…ということですが、もともと見送る方向でしたよね。

有本)私が出ている「虎ノ門ニュース」という番組があるのですが、そこに佐藤正久外務副大臣がお越しくださいまして、日韓関係についてもお話いただきました。ただ、そのときに私が「もうG20で韓国との首脳会談はやらない方向ですよね」と言ったら、その時点では苦笑されながら、いまはまだ正式に決まっていない状況ですとおっしゃっていました。日本の外交筋も相当静かに怒っているな、と感じられました。もちろんここで、いわゆる徴用工問題に対する対応ということはありますが、何から何まで、少なくとも2018年の1年間をとっても日本側には非がなく、韓国からされていることは常識では考えられないことばかりです。自衛隊の哨戒機に対する韓国のレーダー照射の問題も結局、うやむやにされてしまってそのままという状況です。

飯田)そうですよね。

有本)今後、3マイル以内に近づいたらどうのこうのと言っているけれども、敵国扱いということですよね。これほどまでのスタンスになって来ているのに、首脳会談という状況ではないですよね。

飯田)いくら何でもという感じ。こちらとしては、こうしたらどうかというようなボールは投げているのに、結局返して来ません。

有本)今後も韓国との関係に関しては、緊張的な関係が続くことに日本人も慣れないといけない状況だと思います。

飯田)遺憾の意のようなものが出て、国民の怒りがこれでは静まらないという議論もされていましたよね。

握手するトランプ米大統領(右)と韓国の文在寅大統領(アメリカ・ワシントン)=2019年4月11日 写真提供:時事通信

29日からトランプ大統領が訪韓~北朝鮮との接触はあるか

有本)外務省は外務大臣以下、毅然とした対応をやっているのですが、日本側も少し防衛大臣の動きが「あれ?」という感じがある。日本は毅然として行かなければいけない。一方で気になるのは、トランプ大統領が29日から韓国に行くことです。

飯田)G20の後に、韓国に行く。

有本)ここで、ひょっとすると北朝鮮側との接触もあるのではないかと言われていますが、これは行ってみないと分からない話です。
全体の環境を考えますと、在韓米軍も引いて行く方向です。聞いたところによると、ソウルにいた米軍関係者の多くが南の方に退避しているようです。

飯田)既に。

三菱重工本社を訪問した元徴用工訴訟の原告側代理人弁護士(右)ら=2019年2月15日午後、東京・丸の内 写真提供:産経新聞社

韓国には「丁寧な無視」を続ける必要がある

有本)これは何を意味するか。在韓米軍の相当数が帰国されています。そういう意味では朝鮮半島の南側、つまり韓国というところは、本当に変容してしまったのだろうという理解が正しいと思います。
韓国国内では押し戻しがあって、いまの政権の外交政策はいくら何でもないだろうという反発も起きています。ただ、あまり楽観視はできなくて、日本に対するスタンスは「韓国は何をやってもよい」くらいに思ってしまっているところがあると思います。それを正常な軌道に戻すためにも、日本側はしばらく冷たい対応を、あるいは小野寺元防衛大臣が言う「丁寧な無視」をかなりの期間続ける必要があると思います。

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