ファイナンシャルプランナーの平野雅章氏が、義務化される自転車の損害保険について解説した。
10月1日から東京都豊島区や足立区、神奈川県全域など一部自治体で義務化される自転車の損害保険。9月25日(水)のニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」では、3,000件以上の実績を持つ相談専門ファイナンシャルプランナーの平野雅章氏が、この保険について解説した。
自転車の走行中に歩行者とぶつかる事故で、自転車側に多額の賠償金の支払いが命じられる事例が相次いでおり、自転車の損害保険加入が義務化される地域も出てきている。平野氏によると、実際は「個人賠償責任保険」に入っていれば、敢えて自転車保険に入る必要はないという。さらにこの保険は、気が付かないで入っている人が多く、火災保険や自動車保険に特約でつけているケースが多いとのこと。
東京都でも、2020年4月から全域での義務化を目指して条例改正を現在進めているところ。現在入っている保険で「個人賠償責任特約」または「日常賠償責任」という名の特約が付いているかを確認して、また、補償額は最低「1億円」は確保したほうがいいという。
日常で気軽に使う自転車。だからこそ、いろいろなケースを考えて備えておくことが大切だ。
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)