プロが解説! 保険の“最新トレンド”は『収入保障保険』

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3,000件以上の実績を持つ相談専門ファイナンシャルプランナーで横浜FP事務所代表の平野雅章が8月28日、ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」に出演、おすすめの保険について語った。

プロが解説! 保険の“最新トレンド”は『収入保障保険』

今回、平野が解説したのは「生命保険」について。そもそも、生命保険には加入すべきなのか。

平野:生命保険は、その方にもよりますが、例えばモデルケースとして、ご主人が亡くなった場合遺族年金の給付があります。一般的には100万円程度だと思います。そして、ご主人亡きあと奥様がいくらくらいお金を稼げるか、収入があるかを想定します。また、遺族がどれくらいの支出があるか。子どもの学費、生活費などなどを保険料で補うわけです。

では、独り身や、お子さんが独立した場合には、保険に入った方がいいのか。

平野:そういうケースですと、生命保険には入らなくても大丈夫だと思います。お子様が独立したり、生活環境が変わった時点で保険を見直してみるのはいいかと思います。掛け捨ての保険はいつやめてもいいのですが、貯蓄型だとすごく増える場合があります。バブル期以降などに販売されていた保険は、そういった保険内容のものが多く、いまでは契約できない場合が多いので、解約しない方がオトクかもしれません。

ところで、いま、入っておくべきトレンドの保険はあるのだろうか。

平野:今ですと、「収入保障保険」です。契約者が亡くなった場合、遺族は毎月一定の額を受け取れるというものです。たとえば「65歳まで毎月10万円受け取れる」という契約をすると、遺族が毎月10万円もらえるというものです。35歳に加入してその翌年に亡くなったら、65歳まで合計3,600万円、遺族は受け取れるわけです。

この「収入保障保険」、月々の保険料はいくらくらいなのか。平野によると、(35歳くらいの場合)安いところで月々2,000円くらいだという。若いうちから加入しておくべき保険のひとつかもしれない。では、50代を過ぎて入っておくべきおすすめの保険はあるのか。

平野:あえて挙げるなら介護保険です。「要介護2」と認定されたら300万円支給という一時金のタイプではなく、年金タイプがおすすめです。ずっと介護状態が続いたとき、ずっと受け取れる年金タイプのほうが役立ちます。

保険について考え直してみる良い機会だ。

草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40

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毎週月曜〜木曜 16:00 - 18:00

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(放送は2020年7月2日まで)

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