10年使える高級折りたたみビニール傘「アメマチ」の素晴らしさ

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、株式会社「ものめぐり」の商品ジャーナリスト、北村森が出演。ビニール傘の会社がつくった高級折りたたみビニール傘「アメマチ」について語った。

黒木)今週のゲストは株式会社「ものめぐり」商品ジャーナリストの北村森さんです。いま注目している商品で、「アメマチ」というものがあるそうですが。

北村)アメマチとは、ビニール傘です。

黒木)「雨を待つ」の「アメマチ」ですか?

北村)そうです。ビニール傘なのですが、折りたたみです。ビニール傘で折りたたみというものは、これまでありませんでした。

黒木)見たことがないです。

北村)しかも緊急事態の応急処置的なものではなく、長く使えるようにグラスファイバーの骨で、しっかりしたビニールでケースも付いており、ハンドル部分は桜の木です。値段は1万5120円します。透明なので見通せるから安全です。これの生産が追いついていなくて、僕もこの前やっと買うことができました。修繕にも対応してくれるということに共感する人が多かったのだと思います。このメーカーは東京の下町にあるホワイトローズという会社で、世界で初めてビニール傘を開発した会社です。ビニール傘の安売り競争となったときに、ビニール傘の透明ならではの可能性があるとして傘をつくりつづけ、去年(2018年)「アメマチ」という傘をつくりました。ただのビニール傘ではなくて、世界で初めてビニール傘をつくってここまで踏ん張って来た“つくり手の矜持”のようなものを、アメマチを通して感じました。

黒木)つくり手のこだわりや信念がありますよね。

北村)黒木さんは、塩にも旬があることをご存じですか? 私も知らなかったのですが、春夏秋冬で同じところでつくった塩でも、味が違います。職人さんは感じていたのでしょうけれど、春夏秋冬ごとの塩はありませんでした。それを山口県の夫婦で営んでいる方が、塩を春夏秋冬で分けました。味が違うのですよ。消費者が欲しいと言うのではなく、季節ごとの塩を味わうのはいいのではないかと、作り手からの提案です。

黒木)逆に教えてもらう感じがしますね。

北村)砂糖もあります。鹿児島にある種子島の砂糖です。普通、砂糖をつくる会社は原材料を仕入れてつくるそうですが、大東製糖という会社は砂糖を知るために、サトウキビからつくり始めたそうです。塩・砂糖など、当たり前と思っている商品でもつくり手から「こうではないか」と言われると、「そうか」と膝を打つものが多いです。

黒木)知らないことが多いですね。

北村)これは現地に行かないとわかりません。

北村森(きたむら・もり)/株式会社「ものめぐり」商品ジャーナリスト■1966年、富山県生まれ。慶應義塾大学卒業。
■1992年、日経ホーム出版社に入社。編集者兼記者として活動。
■2005年、「日経トレンディ」編集長に就任。2007年からは発行人を兼務。「消費者がお金で買えるもの全てをテーマに据える」を旗印に、低落傾向にあった販売部数を大きく立て直すことに成功。
■2008年に独立、フリージャーナリストの道へ。また編集者として活動する傍ら、メディアにも積極的に出演。2017年にはサイバー大学IT総合学部教授に就任。
■現在は、取材した日本のものづくりのいまを雑誌やWebで執筆する他、メディアにも数多く出演。海外も含め多忙な取材活動を行っている。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(10月2日放送分より)
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