ブルゾンちえみ~ネタがどうしても出ないときにすること
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、お笑いタレントのブルゾンちえみが出演。2019年の1年間を振り返り語った。
黒木)今週のゲストはお笑いタレントのブルゾンちえみさんです。10月には『蜜蜂と遠雷』という映画が公開されました。映画は初出演になるのですか?
ブルゾン)初出演でした。お芝居はもともと観るのが好きだったのですが、演じる側を体験して、よりお芝居が好きになりました。
黒木)この映画の原作は、大変有名な小説ですよね。私も読んで感動しました。
ブルゾン)私も本を読んでいたのでうれしかったです。
黒木)2019年は、どのような1年でしたか?
ブルゾン)新年が明けて、私の初めての単独ライブ、初めての舞台、初めての映画という、いろいろな初めてが詰まった年でした。あっという間の1年でした。大変なこともたくさんあったのですが、やればやるほど自分の経験値が貯まるという喜びはあります。
黒木)それが自信にもなりますよね。
ブルゾン)黒木さんのなかにも、SとMがありますか?
黒木)ありますね。それがなければ、人前やカメラの前には立てないと思います。
ブルゾン)そうですよね。これでいいのですね。
黒木)初めてのことで、つらいことや厳しいこともあったとおっしゃいましたが、いちばんつらかったことは何ですか?
ブルゾン)単独ライブに関しては自分ですべてのネタをつくって、自分でVTRを撮って、ダンサーさんと振り付けを考えてと、とても楽しかったです。ですが、生みの苦しみはありましたね。
黒木)つまり構成、演出、出演なのですね。
ブルゾン)はい。90分間のパッケージを、すべて私がつくるということは初めてだったので、つらかったのですが、達成感はすごくありました。
黒木)「もうだめだ」と思ったときは、どうやって自分を奮い立たせましたか?
ブルゾン)カフェに1人で行って、ネタが出て来るまでひたすら待ちます。ぼうっとしているのか、考え事をしているのかわからない境目なのですが。
黒木)ネタ探しということですよね。誰かと話をして、突然閃くものではないのですか?
ブルゾン)いろいろなタイプの方がいらっしゃると思うのですが、私は1人のほうが思いつきます。
黒木)つらい時間ですね。
ブルゾン)つらくて大変でしたね。終わったあとは楽しかったです。
黒木)つらい思いをした分、楽しいですよね。
ブルゾンちえみ/お笑いタレント・女優
■1990年生まれ。岡山県出身。「おかやま晴れの国大使」。
■2013年に上京し、ワタナベエンターテインメントカレッジに入学。2015年にデビュー。
■2017年1月、ナインティナインが司会を務めるお笑い番組『ぐるナイおもしろ荘』に出演して優勝。一躍注目を集める存在となり、人気が爆発した。
■人気のきっかけは、キャリアウーマンになりきり、恋愛についてアドバイスするネタ。このネタでは後輩のお笑いコンビ・ブリリアンを「with B」として迎える。ネタに登場する「35億」のフレーズは新語・流行語大賞トップ10を受賞した。
■2017年4月には連続ドラマ『人は見た目が100パーセント』で女優デビュー。8月には『24時間テレビ』のマラソンランナーとして完走。また5人組ユニット「Royal Flush」を結成し海外アーティストのMVをカバー。
■2019年3月には自身が作詞した『#Enjoy Your Life』を配信、歌手デビュー。7月には『フローズン・ビーチ』で初舞台。映画『蜜蜂と遠雷』では映画初出演。幅広いメディア・ジャンルで活躍を続けている。
ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月17日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳