ヒゲともみあげの境目ってどこ?

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ヒゲともみあげの境目ってどこ?

ニッポン放送「鈴木杏樹のいってらっしゃい」

そもそも『ヒゲ』とは

ヒゲの成分は主に『ケラチン』というタンパク質の一種です。
ケラチンはヒゲ以外にも髪の毛や爪、皮膚の成分でもあります。

住んでいる地域によって硬さが違う

日本人は硬め

ヒゲの硬さは住んでいる地域によって変わって来ます。
寒い地域の住人のヒゲは、比較的柔らかいそうです。これは吐く息でヒゲが凍って、顔が凍傷になることを防ぐためと言われています。ですので、寒い地域の住人のヒゲは自然と柔らかく生えるそうです。

逆に温暖な地域の住人のヒゲは、硬めなのだそうです。日本人の場合は硬めになります。

硬さは5円玉と同じ!?

水を含んでいない硬めのヒゲですが、黄銅と同じくらいの硬さと言われています。
黄銅とは銅と亜鉛の合金のことで、真鍮(しんちゅう)とも呼ばれています。
黄銅でできたものの身近な例として、5円玉があります。つまり硬いヒゲは、5円玉と同じ硬さということになります。

『もみあげ』と『ヒゲ』の違い

もみあげとは

もみあげは『髪の毛』

耳のすぐそばに生えている毛のことを『もみあげ』と言いますが、もみあげはヒゲではなく、髪の毛に分類されています。

境界線はどこ?

耳たぶから鼻に向かって引いた線が境目

もみあげとヒゲの境界線ですが、理容業界では“耳たぶから鼻に向かって引いた線が境目”と定めています。

境界線がない場合も

また、もみあげとヒゲがつながっているスタイルは『リンカニック』と呼ばれています。
これはアメリカ16代大統領、エイブラハム・リンカーン氏がこのスタイルをしていたことから、こう呼ばれるようになったそうです。

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