柴田理恵~5月の全体公演『王と花魁』の内容がまだ決まっていない
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、女優の柴田理恵が出演。自らとワハハ本舗との関係について語った。
黒木)今週のゲストは女優の柴田理恵さんです。3年ぶりのワハハ本舗の全体公演『王と花魁』は、5月27日より全国ツアーが始まります。2月から前売りも発売されるのですね。
柴田)はい、そうです。
黒木)いよいよですけれども、内容は?
柴田)まだ決まっていないのですよ。決まっていないのですけれど、楽しいものになるでしょうね。
黒木)長いこと一緒にやっていらっしゃいますものね。「こう行けばこう来るだろう」とか、「こうしたら、こうフォローしてくれるだろう」など、いろいろわかっていらっしゃるのでしょうね。
柴田)そうですね。長くやっているので。
黒木)ケンカしたことはありますか?
柴田)ありますね。お互いに面白いことがやりたいので、「私だったらこうだ」「いや、私だったらこうだ」などと言ったら、若いころは許容範囲が狭くてぶつかることもよくありました。しかし段々とやって行くうちに、「そっちの方の考えで動いてみよう」とやってみたら、「それならば私はこう返す」というように、コンビとして上手くやれるようになったのですね。
黒木)お互いに大人になって、演者として心が広くなったということでしょうか?
柴田)自分だけが面白くても、つまらないではないですか。やはり相手が面白くないとコンビは面白くならないのですよね。だから相手が面白くなるためにはどうすればいいか、お互いが考えるとうまく行くのです。
黒木)そのためのぶつかり合いということですね。
柴田)そうですね。
黒木)プライベートではどんな感じですか?
柴田)一緒に飲みに行ったりしますし、家に来てくれたりもします。久本の家に行くこともあります。
黒木)今後はどんなことをやりたいですか?
柴田)新作をやるかどうかは別として、去年(2019年)にいままでの36年間のなかで、お客さんがもう1回観たいと思うものをやろうと。うちはバラエティーショーだから、ネタで行けるのですよ。いくつか組み合わせてやってみたら面白いのではないかと思います。それもまた全国ツアーで回れるので、やりたいと思っています。
黒木)しかし、1人芝居は新作の方がいいですよね。
柴田)もちろんです。今回は全部新作でやります。ワハハ本舗の舞台に限らず、いろいろな舞台をやりたいし、いろいろな作品に出たいと思っています。
黒木)映像の方も?
柴田)映像の方も。
黒木)やはりその辺は、ご自分のなかで分けて考えていらっしゃいますか? お笑いに行くときと、映像のときと。
柴田)そうですね。ワハハ本舗の舞台のときはワハハ本舗の舞台だけれど、他の作品に出たときは女優として求められることがあるので、演出の方や監督さんに従ってやるのも面白いのですよね。役者としては、自分の全然違う面も引き出されたりするので、そういうことに挑戦してやって行きたいと思っています。
柴田理恵(しばた・りえ)/女優
■1959年、1月14日生まれ。富山県出身。
■劇団東京ヴォードヴィルショーを経て、1984年に「WAHAHA本舗」設立。看板女優として舞台に立ち、映画・ドラマ・バラエティ番組など幅広く活躍。
■WAHAHA本舗では2017年に行った全体公演で充電期間に入ったが、2020年5月に全体公演『王と花魁』が上演されることが決定。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳