武井壮、パラスポーツ体験に感慨「人間の体にはもっとすごい能力がたくさんある」

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タレントの武井壮が、3月1日(日)に放送された、女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)にゲスト出演。パラスポーツに詳しい武井が、競技の魅力や体験を語った。

武井は、パラスポーツを応援するテレビ番組にレギュラー出演するほか、パラスポーツの魅力を発信するプロジェクト「TEAM BEYOND」のメンバーとしても活動。パラリンピックならではの、独自ルールをもった競技はほとんど体験している武井が、競技の難しさや、スポーツや人間の可能性について熱く語った。

■目隠しをして泳ぐ恐怖

目隠しをして行う競技は、僕らが普段見えている世界を遮断するので大変でした。水泳でも、光を完全に遮断するんですが、目をつぶるよりも暗い、漆黒の状態で行うんです。ブラックゴーグルというものをして、まったく見えない状態で行うですけど、まず、飛び込み台に乗るのも怖い。水面がどこにあるかも分からないし、飛び込んだ後も、自分がどこに向かっているのか分からない。コースロープが両側にあるので、どちらかの腕が水面に出たタイミングで、小指の先とかで少し触って、自分がラインに沿って泳いでいることを認知するんです。

折り返し地点のターンでは、陸上で待ってくれている人がいるので、泳いでいる人が壁に近づくと、その人が頭とか背中をポンと触ってくれるので、くるっと回って、見えない壁を蹴って、また泳ぐんです。僕もやりましたけど、本当に恐怖でしたね。

■パラスポーツを経験して感じた、人間の更なる可能性

目の見えない選手でも、元オリンピア選手と対等なスピードで泳ぐ選手もいらっしゃるし、目隠しをするブラインドサッカーでは、飛んできたボールをピタッと足で止め、それをシュートしたり。見えているとしか思えないぐらいの反応をするんですよね。

人間の機能って、これ以上は必要ないと思うと、それ以上見よう、感じようとしないんですけど、目をふさぐと、もっと耳で人の場所や物の場所が分かるようにと、いろんな感覚を使うんです。僕らが五感を全部使って感じているものが、より敏感に感じられるので、競技を30分とか1時間していると、見えていなくても、見えない視力が出てくるんです。やっぱり人間には、この体にはもっとすごい能力がたくさんあるんだ、と初日に感じました。

■パラスポーツの魅力は、「人間×テクノロジー」

例えば、義足をつけて行う走り幅跳びでは、我々が科学で作ったカーボン製の義足を使うので、僕らの筋力を上回ることもあるんです。パラスポーツのチャンピオンが、オリンピックの金メダルの選手と変わらないくらい跳びます。

だからパラリンピック選手は、僕らがまだ磨けていない能力を、先に磨いてる可能性を持った人達かもしれませんよね。車椅子を使った競技も、あれもテクノロジーと人間を融合した姿ですよね。僕らの記録をはるかに超える可能性があるし、人間の可能性を拡張してくれる存在だと思います。

番組情報

戸田恵子 オトナクオリティ

毎週日曜 14:00-14:30

番組HP

女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジョイするための「人・モノ・コト」にフォーカスする番組です。
大人の会話が弾むプチトリビア、大人が生活に取り入れたくなる情報をお届けする30分。ぜひお付き合いください。


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