休業要請緩和後の映画館に、新作映画が戻って来た!
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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第840回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、5月29日に公開された『ブラッドショット』をご紹介します。
ヴィン・ディーゼル主演! ヴァリアント・コミックスの人気ヒーローが待望の映画化
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言にともなって休館を余儀なくされていた映画館も、政府の緩和指針に基づく各自治体の休業要請緩和を受けて、徐々に再開の運びをみせています。
イオンシネマでは、5月18日より順次営業を再開。6月1日からは、全92劇場にて営業が再開されることになりました。
そんななか、パンデミック後、最初に公開される新作映画となったのが『ブラッドショット』です。
主人公のブラッドショットは、「マーベル・コミック」や「DCコミックス」と並ぶ人気アメコミ「ヴァリアント・コミックス」屈指の人気キャラクター。初の実写映画化となる本作では、彼の誕生秘話が描かれています。
何者かに襲撃されて、妻ジーナと共に拉致されてしまう、アメリカ海兵隊員のレイ・ギャリソン。首謀者のマーティン・アックスは妻を殺害したあと、レイも射殺。しかしレイは、とある組織のナノテクノロジーによって蘇生する。
記憶を失ったものの、圧倒的なパワーと回復能力を持った超人に生まれ変わったレイ。やがてある出来事がきっかけで、愛する妻が目の前で殺された記憶を取り戻し、レイはマーティンへの復讐に赴く…。
レイ役のヴィン・ディーゼルを筆頭に、エイサ・ゴンサレス、トビー・ケベル、ガイ・ピアースなど、豪華キャストが集結。マッチョな肉体を駆使してスクリーン狭しと暴れまわるヴィン・ディーゼルの姿に、やっぱり映画は大きなスクリーンで楽しみたいと思う人も多いことでしょう。
DCやマーベルとは一味違うヒーローの誕生です。
『ブラッドショット』
2020年5月29日から全国イオンシネマにて公開
監督:デヴィッド・S・F・ウィルソン
原作:ケヴィン・ヴァンフック、ドン・パーリン、ボブ・レイトン「ブラッドショット」(ヴァリアント・コミックス)
脚本:ジェフ・ワドロウ、エリック・ハイセラー
出演:ヴィン・ディーゼル、サム・ヒューアン、エイサ・ゴンサレス、トビー・ケベル、ガイ・ピアース、ラモーン・モリス、タルラ・ライリー
原題 : BLOODSHOT
(C)2020 Columbia Pictures Industries, Inc., Bona Film Investment Company (Pacific Rim, USA) and Cross Creek Bloodshot Holdings, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト https://www.bloodshot.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/