米中高官がハワイで会談~意見は一致しなかった

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月19日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。ポンペオ国務長官と楊潔篪政治局員がハワイで行った会談について解説した。

中国の外交政策を統括する楊潔チ共産党政治局員(左)とポンペオ米国務長官(アメリカ・ワシントン)=2018年11月9日 写真提供:時事通信

アメリカと中国の高官、ハワイで会談

ポンペオ国務長官と楊潔篪政治局員がハワイで会談した。米中関係や国際問題、地域問題について深い意見交換を行い、各自の立場を説明したと中国外務省が発表した。

飯田)これはどう、ご覧になりますか?

宮家)中国側は、「言いたいことを言ったけれども、非常に建設的だったのでこれを続ける」と言っています。普通、「建設的な会談だった」と聞くと、「言いたいことは言い合った」けれど、「意見は一致していない」という意味ですよね。では、なぜ2人は会ったのか。どちらが先に会いたいと言ったのか。これも微妙な関係ですから、どちらとはお互いに言いたくないのでしょうが、恐らくは中国側が会っておきたかったのだと思います。アメリカとの関係は相当悪くなっていますから、何とか糸口を見つけたい。ポンペオさんの方も、大統領選挙がありますから、彼なりの判断で中国に言うべきことは言っておきたかったのかも知れません。場所がハワイだということは、おそらく中国が「行きたい」と言ったら、ポンペオさんが「ワシントンに来い」と言ったところ、「ワシントンは遠い」ということで「じゃ、ハワイ」ということになったのでしょう。これは1つの仮説ですが。残念ですけれど、今回の会談で何かいい結果が出るかと言ったら、出ませんね。大統領選挙が終わるまで、このような状況は続くでしょう。あまりいい状況ではないと思います。

飯田)この会談は、もう1回ということはありそうですか?

宮家)発表内容を見ても、言い合いがあっただけで、お互いに取りつく島もないところがたくさんあるように思います。協議を続けようにも、一体何を続けるのか。建設的な成果のない話し合いが続くだけだと思います。

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