医療相談サービス「小児科オンライン」代表が小児科医を選んだ理由
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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(7月19日放送)に、小児科医であり医療相談サービス「小児科オンライン」代表の橋本直也が出演。自身の子供時代について語った。
淵澤由樹(アシスタント):子供のころは、どんなタイプだったのですか?
橋本:小学生のころは学級委員をやるようなタイプでした。でも中学生ぐらいから、それは本当の自分ではないと気付いてしまって、そこからは遅刻が学校で2番目に多いとか、堕落していました(笑) 自分ではズボラなタイプだと思っています。
淵澤:お父様が東京都北区で開業医をされていたそうですね。町の赤ひげ先生のような存在だったとか。
橋本:専門は産婦人科だったのですけれども、内科や小児科などを含めて、すべて診るような存在でした。
淵澤:お父様を見て、将来はお医者さんになろうと思われたのですか?
橋本:近くで見ていたのでイメージはありましたが、「僕が継がなくては」というカッコいい使命感ではなく、「なった方がいいのかな?」という印象でした。
淵澤:医者以外ではどうですか?
橋本:メディアが好きで、真実を暴いて社会に伝えるということが、とてもカッコイイと思っていました。ですので、メディアの世界に入ってみたいという思いはありましたね。
淵澤:でも結果として、お医者さんを選ばれた。
橋本:ある人から、「医者になってもメディアへ発信することはできるけれど、メディアから始めて医者になるのは大変かも知れない。それなら、先に医者になれば?」と言われたのがきっかけです。
淵澤:そのなかでも、小児科を選ばれたきっかけは何ですか?
橋本:医学生のときに病院研修があるのですが、いろいろな科を回ったなかで、いちばん未来につながる科であるということを強く感じました。目の前のお子さんがここで健康になれば、その先に80年~90年の人生が待っている。そこに関わるということは、とてもやりがいがあるし、小児科のいちばんのよさだと感じました。
淵澤:この番組では、子供のころに出会った1冊の本についてお伺いしています。橋本さんにとっての特別な1冊は何ですか?
橋本:私は『ドラえもん』が本当に好きで、空想したり夢を描くことが大好きでした。『ドラえもん』という漫画は、夢の限界値をどんどん越えて行きます。例えば屋根裏に宇宙人がいるとか、夏休みの宿題で日本からアメリカまで歩いてみようとか。自分の空想を越えるようなことにも、漫画の世界で出会うことができる。「どんどん自由な発想をしていいんだよ」と刺激をもらっているような気がして、『ドラえもん』にはとても大きな影響を受けました。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)