逆さまつ毛って自分で抜いていいの?
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「逆さまつ毛」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(10月5日放送)で解説された。
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ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」
番組に寄せられた健康の疑問『小学生の子どもが逆さまつ毛です。目に入ってしまうようで、しきりに目を擦ったり、気にしています。自宅で自分でまつ毛を抜いてしまっても大丈夫でしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説。
「逆さまつ毛は、本来外側に向いているはずのまつ毛が、内側に向いてしまっている状態を指します。
大きく分けて、加齢などでまぶたが下がって来て起こる後天的なタイプ。一方、子どもに多いのは、下まぶたが皮下脂肪で膨らんでいるために起こる先天的なタイプです。
特に症状がない場合は放っておいても大丈夫ですが、痛みや異物感、涙や目やになどの症状が強い場合、治療が必要となります。
まつ毛が気になっても、自分で勝手に抜くというのはおすすめしません。なぜなら、無理に抜こうとすることで目やまぶたを傷つけたり、炎症や感染症を引き起こす恐れがあるからです。
痛みや異物感が強いときは、早めに眼科を受診して、適切な治療を受けてください」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団