東京都は11月18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに493人報告されたと明らかにした。これまで最多だった8月1日の472人を上回っている。

培養されたヒト細胞から放出されているSARS-CoV2ビリオン(黄色)のカラー化SEM写真。(NIAID - https://www.flickr.com/photos/niaid/49531042877 より) CC BY 2.0
目安となる3日前の検査実施件数は1292件。
18日に感染が確認された493人のうち、年代別では20代が123人ともっとも多く、次いで30代が92人、40代が89人となっている。
また、現在入院している患者のうち、重症者は39人。
こうした状況を受けて、東京都は感染状況について4段階で示している警戒度を1段階引き上げて、最高レベルの「感染が拡大している」にする方向で検討。19日の東京都のモニタリング会議で最終的に判断する方針である。
辛坊)「目安となる3日前の検査実施件数」が1292件で、これをベースにして493人となると、異様な陽性率の高さになるんです。17日も400人前後いたはずなんですけど、陽性率で言うと10%くらいだったんです。
宮崎)いま、東京都の場合は、1週間の平均の陽性率が5%ちょっととなっておりますし、この検査実施件数もあくまでも保健所から報告された件数の集計なのでちょっとばらつきがありまして、たまたま集計が多いときは件数が多くなるというだけの話ですね。
辛坊)となると、これで陽性率を計算するとたぶんそれは間違いだろうということですね。
宮崎)そうですね。これが分母になるというわけではございません。
辛坊)なるほど。わかりました。