キャスターの辛坊治郎氏が1月25日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。中国軍の爆撃機・戦闘機など計28機が23、24日、台湾南西部の防空識別圏に入った事象について解説した。
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習近平氏、深セン経済特区40周年大会で重要演説=2020年10月14日 写真提供:時事通信社
辛坊)今日(1月25日)の夕刊フジ1面がですね、
『中国軍28機 台湾侵入 バイデン逆上』
~『夕刊フジ』2021年1月25日(1面)記事 より
辛坊)……ということで。
『米新政権を値踏みか』
~『夕刊フジ』2021年1月25日(1面)記事 より
辛坊)……と。この中国関係のリポートの記事が夕刊フジは本当に充実しています。
中国は最近、日本でいうところの海上保安庁、アメリカでいうところのコーストガードに当たるところ(海警局)が、正式に“武器を使ってもいいですよ”ということを明文化したのです。それと同じ文脈で、台湾に中国軍の飛行機が入ってくるということでいうと……いままで中国は、台湾というのは一国二制度のなかで、台湾を実効支配してはいないけれども、中国の立場としては、「台湾は自分たちのものだ」と言っているわけですよ。
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ウィルミントンで、報道陣の質問に答えるバイデン前副大統領(アメリカ・デラウェア州)=2020年11月16日 AFP=時事 写真提供:時事通信
辛坊)しかし実効支配されていないから、台湾としては「台湾は自分たちのものだ」と言っているわけですよ。でも実効支配されていないだけに、「台湾としてはもう中国の一員であるよりは独立した方がいいんじゃないか」みたいな政党も出てきて、そこが頑張ると中国が余計に神経を刺激されるという現状があるわけですが。
中国事情に詳しい評論家の石平氏は「中国としては、バイデン政権の誕生を『台湾併合のチャンス』ととらえている。(以下略)」と指摘した。
~『夕刊フジ』2021年1月25日(1面)記事 より
辛坊)このあたり、きょうの夕刊フジ1面、是非お読みください。