甘酒はお酒?「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の違いについて

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「甘酒」です。

甘酒はお酒?「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の違いについて

甘酒は「甘いお酒」と書きますが、そもそもお酒なのでしょうか?法律では「アルコール分が1%以上のもの」をアルコール飲料、つまりお酒と分類しています。それに対して「アルコール分が1%未満のもの」は、清涼飲料水になります。

甘酒の場合、そのほとんどが「アルコール分が1%未満」のため、「酒」という字がつきますが、「お酒」ではなく、「清涼飲料水」になります。

甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2つの種類があります。米麹甘酒は「米麹」と「お米」が原料ですので、お子さんから大人まで、どなたでも飲むことができます。

酒粕甘酒は「酒粕」が原料です。酒粕とは、日本酒を造る時に残った搾りかすのことです。そのためアルコールが含まれている可能性がありますが、市販されている酒粕甘酒の場合、「アルコール分1%未満」ですので清涼飲料水として扱われています。

そうは言いましても、酒粕が使われていますので、お酒の弱い方やお子さん、妊娠中や授乳期の方は注意が必要です。「酒粕甘酒」と表示してある場合、念のため、アルコール分を確認されると良いそうです。

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