初の国政選挙で全敗 菅総理のショックの大きさ
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(4月26日放送)に元内閣官房参与で前駐スイス大使、現TMI総合法律事務所顧問の本田悦朗が出演。衆参3選挙で与党が全敗したニュースについて解説した。
衆参3選挙で与党全敗
次期衆院選の前哨戦となる衆院北海道2区、参院長野選挙区の両補欠選挙と参院広島選挙区の再選挙が4月25日に投開票され、自民党が全敗した。
飯田)菅政権発足後初の国政選挙ということで、参院広島選挙区の再選挙と、参院長野選挙区の補欠選挙、そして衆院北海道2区の補欠選挙が行われました。いずれも野党共闘候補が勝ったということです。広島では諸派の宮口治子さん、長野は立憲民主党の羽田次郎さん、そして北海道2区は元議員でもある松木謙公さんが勝ったということになりました。政権への打撃ということを各紙書いていますが、どうご覧になりますか?
本田)そうですね。広島以外は皆さん予想されていた可能性が高いと思います。しかし、広島は私も楽観はしていませんでしたが、これが現実のものになると自民党、菅総理のショックは大きいと思いますね。これが今後の政権運営に間違いなく影響を与えますので、まずは解散総選挙をいつ打って来るのかということに大きな影響を与えると思います。
飯田)解散総選挙ですが、本田さんは安倍政権時代に内閣官房参与をされていました。こういうものは、総理が1人で決断するものなのですか?
本田)まわりに相談していますよ。少しずつ信頼できる人に。私は内閣官房参与でしたが、アドバイザーですので、一切インサイド情報は知らなかったです。やはり秘書官、特に政務秘書官、補佐官、自民党の幹事長、本当にごく一部のなかで相談されて、最終的な結論は最後の最後までおっしゃらないと思います。
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