アイスの「サンデー」と「パフェ」を分ける意外な違い
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月5日放送分のテーマは「アイスクリームの歴史」です。
イタリアで誕生したアイスクリームの原型は、アメリカに渡り、ヨーロッパとは違った進化をして行きます。
アイスクリームにチョコレートやフルーツソースをかけたものを「アイスクリームサンデー」、略して「サンデー」と言いますが、これはアメリカで生まれたデザートです。
チョコレートをかけたアイスクリームを日曜日限定で販売したところ、とても好評だったそうです。“日曜日限定商品”なので、名前が「サンデー」になりました。
しかし、英語のスペルは「サンデー(Sunday)」ではありません。アイスクリームのサンデーの場合、スペルは「Sundae」だそうです。日曜日は「キリスト教の安息日」でもあることから、それを考慮してスペルを変えたのだとか。
アイスクリームサンデーとよく似たデザートに、「アイスクリームパフェ」があります。この違いですが、浅いお皿に盛りつけるのが「サンデー」で、深い器に盛りつけるのが「パフェ」とされています。
パフェの名前の由来は、たくさんの風味と冷たい喉ごしのハーモニーが完璧であることから、「パーフェクト・アイスクリーム」が略されて「parfait(パフェ)」となったとする説。また、フランス語で「完全な」という意味を持つ「parfait(パルフェ)」から付けられたとする説があります。
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