日本人が最初にアイスクリームを食べたのはいつ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月7日放送分のテーマは「アイスクリームの日」です。
「アイスクリームの日」は1964年(昭和39年)、現在の日本アイスクリーム協会が定めました。
5月9日と言えば連休明けですが、陽気も段々と暑くなって来ます。そこで、「アイスをたくさんの人に楽しんでもらえるように」と記念イベントを開催し、いろいろな施設にアイスをプレゼントしたことが始まりです。
他には、1869年(明治2年)に町田房蔵さんという方が、横浜・馬車道で日本人初のアイスクリームの製造販売を始めたのが5月9日だったから……という説があります。しかし町田房蔵さんが販売を始めたのは、実は当時の暦で6月(現在の7月)のため、「この説はあてはまらない」とも言われています。
日本人とアイスクリームの出会いは幕末のころ、使節団が訪問先のアメリカで食べたのが最初で、その美味しさに驚いたと言われています。この使節団のメンバーに町田房蔵さんがいたそうです。
そんな町田房蔵さんが製造したアイスクリームは「あいすくりん」という名前で、牛乳と卵、砂糖でつくったと考えられています。ところが、当時の日本人は乳製品になじみがなかったので、当初は大苦戦だったそうです。
それでも次の年、伊勢山皇大神宮のお祭りで販売したところ、大好評だったそうです。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・