「冷やし中華」と「冷麺」って本当は同じものなの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月19日放送分のテーマは「冷やし中華」です。
辞書で「冷やし中華」を調べると、「茹でて冷やした中華麺の上に千切りの錦糸卵やハム、またはチャーシュー、キュウリ、クラゲ、蒸し鶏、紅ショウガなどの具を並べ、お醤油と酢のタレ、またはゴマ風味のタレをかけた料理」とあります。確かに冷やし中華と聞くと、このイメージが一般的です。
ところが辞書によっては、「関西では冷麺という」とあります。こう聞くと、「冷やし中華と冷麺って同じものなの?」と思ってしまいます。
しかし「冷麺」を辞書で調べると、「朝鮮半島の麺料理。そば粉とでんぷんを練った腰の強い麺を茹でて冷やし、冷たいスープを加え、肉・野菜・キムチなどをのせたもの」とあります。
さらに「冷たいスープに入った『ムルレンミョン(水冷麺)』と、コチュジャンベースのタレに絡めて食べる『ビビンネンミョン(混ぜ冷麺)』の2種類がある」という表記も。また、「そば粉を入れずに、日本人好みの柔らかく半透明な麺にアレンジしたのが『盛岡冷麺』」という情報もあります。
こう聞くと、「冷やし中華」と「冷麺」は違うものとして解釈できます。ところが辞書によっては、「関西では冷やし中華のこと」とあるのです。
実際に、関西や西日本にお住まいの方のなかには、冷やし中華も冷麺も同じように「冷麺」と呼んでいる方がたくさんいらっしゃることがわかりました。
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