ベラルーシ、ミャンマーに対して日本はもっと発言するべき

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月10日放送)にジャーナリストの末延吉正が出演。ベラルーシで大規模な抗議デモが発生した大統領選から1年を迎えたというニュースについて解説した。

16日、ベラルーシの首都ミンスクで開かれた集会で演説するルカシェンコ大統領(タス=共同)=2020年8月16日 写真提供:共同通信社

ベラルーシ混乱から1年

旧ソ連構成国のベラルーシは8月9日、独裁体制を敷くルカシェンコ大統領の6選が発表され、大規模な抗議デモが発生した大統領選から1年を迎えた。

飯田)ベラルーシでの大統領選挙から1年というところで、選手の亡命等々、これも真相がいろいろと出て来ていますけれども、日本でこういうことが起きるのかと驚きました。

日本はミャンマーに対してももっと発言するべき

末延)名古屋の出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人女性が亡くなった問題があって、関係者の処分が出たけれども、処分しても亡くなった人は戻りません。基本的には、難民や政治亡命の問題は1年中あるのです。ベラルーシも酷いけれども、同じアジアで日本にパイプがあると言うミャンマーも、軍事政権が酷いことをやっているわけです。亡命の問題も含めて、もっと我々は積極的に受け入れることをしなければいけない。日本は「人権」などと言っているけれども、お題目に過ぎないと言われてしまう現実があります。

飯田)そうですよね。

末延)そういう意味で言うと、地図でベラルーシの位置を見てください。旧ソ連でロシアがヨーロッパと向かい合うフロントラインにあったのが、ウクライナとベラルーシでした。旧ソ連の2大中心国です。ウクライナは西側で自由な市民革命が起きて変わったけれども、ベラルーシだけが旧ソ連型の独裁型で、ロシアのいまのプーチン体制と同じものが残っている。ロシアからすると、緩衝地帯になっているので支持している。それで、1年経ってもこういうことになっているのです。ルカシェンコさんは1年後に大統領を退くと言っても、権限を議会に移してその議長になると言うのだから、プーチンさんがポストを変えるのと同じでしょう。

飯田)首相と大統領を行ったり来たりする。

末延)ミャンマーで軍事クーデターを起こした司令官が、今度は暫定政府を立ち上げた。それで首相になるのです。何も変わっていない。ただの独裁です。その辺りに対して日本はもっと発言すべきです。

飯田)「自由で開かれたインド太平洋」と言っているわけですからね。

末延)本音で言うときは言わなければいけない。

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