車いすラグビー 日本銅獲得も「3年後は“倍返し”でやっていきたい」と池崎大輔

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8月29日、東京パラリンピック・車いすラグビーで、日本が2大会連続の銅メダルを獲得した。この模様を取材した、ニッポン放送の東京2020パラリンピックレポーター・新行市佳アナウンサーが30日のニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演し、レビューした。

【東京パラリンピック2020】〈車いすラグビー 3位決定戦 日本対オーストラリア〉試合に勝利して銅メダルを獲得し、笑顔で記念撮影に応じる(左から)池透暢、島川慎一、池崎大輔=2021年8月29日、国立代々木競技場 写真提供:産経新聞社

画像を見る(全2枚) 【東京パラリンピック2020】〈車いすラグビー 3位決定戦 日本対オーストラリア〉試合に勝利して銅メダルを獲得し、笑顔で記念撮影に応じる(左から)池透暢、島川慎一、池崎大輔=2021年8月29日、国立代々木競技場 写真提供:産経新聞社

池崎大輔)倍返しとはいかなかったです。正直、恩返しの倍返しだと言いたかったです、僕は。でもそれが言えない、倍返しができなかったけれども、まあ、ブロンズということで、ちょっとした恩返しはできたのかな。次こそは3年後はその倍返しでやっていきたいと思うので、まだまだ車いすラグビー、よろしくお願いします。

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飯田)池崎大輔選手のインタビューの模様をお聞きいただきました。では、新行アナウンサーに聞きます。

新行)はい。きょうは車いすラグビーについてお伝えしたいと思います。

飯田)ずっと取材してきましたからね。

新行)そうなのですよ。29日の車いすラグビー日本代表、3位決定戦に臨みまして、パラリンピックを2連覇していたオーストラリアに60対52で勝利しました。本当に日本らしいスピード感ある攻撃的なラグビーだったのです。ただ、その前日、28日にイギリスと対戦して、49対55で敗れました。日本は、ロンドン4位、リオ銅ときて、次こそは東京は金メダルだとこの5年間過ごしてきました。選手のなかにはアメリカの車いすラグビーのチームに所属して修行したり、どうしたら金に届くのかとすべての選手が必死に考えてここまでやってきたのです。コロナ禍ではアメリカにいるケビン・オアーヘッドコーチとオンラインでつないで一緒に練習を見てもらう。そういった形で工夫しながらも取り組んできました。

選手も監督も、みんながスタッフも含めて「獲れる。金獲るぞ」と信じていたので、やっぱりイギリスに敗れた喪失感はすごくて、試合後、ケビンヘッドコーチは取材陣の前で我慢できなくて、耐えられなくて涙していて、嗚咽というか声にならなくて、「日本の皆さんに金メダルをお届けしたかったけれども申し訳ない」と。通訳していた方も泣いていたのです。

飯田)そうなんですね。池崎選手も俯いてずっと。その悔しさって何か経験した人にしかわからないだろうなという。よく立て直しましたね、次の日に。

新行)いや、そうなのです。乗松選手がおっしゃっていたのは、「悔しいのだけれども、とにかくまず3位決定戦で全力を出し切ってそのあとに思いっきり悔しがろう」と。「とにかく次の試合をやらなければいけないのだと思って切り替えた」とおっしゃっていて、本当に29日は日本らしい、日本のラグビーだったなと思います。やっぱり池崎選手も、ほっとしつつも悔しさを滲ませていて、パラリンピックのことはパラリンピックで返さなければいけないと前を向いていました。

飯田)だから3年後というのをすでに口にしているものね。

新行)そうなのですよ。そして、29日は学校連携参戦プログラムの小学生の姿もありまして、拍手をして一生懸命応援していたのですが、試合後、選手の皆さんに大きく手を振っていて、それに応える皆さんの姿というのも本当に素敵で、やっぱり私も実感しているのは取材をしてきたからこそ、嬉しさも倍になりますし、悔しさも倍になりますよね。実際に車いすラグビーをみたお子さんたち、中継でご覧になった方、いろいろな形でみている方がいらっしゃると思いますけれど、ファンがより増えていって、ここからの日本代表の歩みというのをさらに知っていただけたら、きっとパリパラリンピックで喜びの倍返しができるのではないかなと思います。

飯田)なるほど。まだまだ宿題として取っておくのだという感じで。

新行)そうですね。

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