ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(9月19日放送)に、超子育てアドバイザーの中山淳子が出演。不妊治療についての話を語った。
淵澤由樹(アシスタント):中山さんは35歳のときにご結婚され、41歳目前で息子さんを出産されました。
自見はなこ:結婚して1年後に産婦人科へ行った際、「36歳? ちょっと子どもはできにくいなあ」と言われ、ショックを受けたそうですね。
中山:私は子どものころから病気知らずでした。でも、結婚してなかなか子どもができず、病院に行ったところ「年齢が理由」と聞かされて、大変ショックだったことを覚えています。
自見:そして妊活をスタートされます。「タイミング法」から「顕微授精」へと方法を変えて行き、費用などもかかったそうですね。
中山:私も夫もフルタイムで働いていたので、ある程度の収入があると助成金もいただけません。月日が1年、2年、3年と経過し、お金もかかって行きました。いままでは勉強にしろ仕事にしろ、頑張れば結果が伴って来ましたが、妊活は頑張っても、お金を払っても、なかなか思い通りに行かないと身に染みて感じました。また、幼児教室で働いていたため、「なぜ私にはそういう時間が来ないのだろう。私は人間として失格なの?」と思ってしまうこともありました。
自見:妊活休暇中に、匿名で妊活ブログを始めたそうですね。
中山:1年間の妊活休暇中、やることがなかったので、自分の思いのたけや愚痴を吐き出すように書きました。そのときに、「せっかく妊活休暇をもらえたなら、病院を変えて一新してみたらどうですか?」という意見をコメント欄でいただいたのです。
自見:そして病院を変え、1回目の妊娠判定日が来ます。結果はどうだったのですか?
中山:何と、「顕微授精」1回で陽性判定でした。信じられなくて、「本当に私のですか?」と押し問答になりました(笑)。病院からの帰り道、博多天神のクリスマスイルミネーションを見て、「こんなに綺麗だったんだ」と思いました。それまでは同じ道を通っても、目に入っていなかったのです。「下ばかり向いて歩いていたんだな」と感じました。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)