顔写真付き新型コロナウイルス抗原検査陰性証明「東京コロナパス(仮称)」で安心・安全に楽しんでいただく ~東京都医師会理事・黒瀬巌

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東京都医師会理事で「ケイアイクリニック」理事長の消化器内科医、黒瀬巌氏が11月24日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。新型コロナウイルスの早期発見の重要性、また「東京コロナパス(仮称)」について解説した。

【新型コロナ 飲食店時短解除】4都県の飲食店時短営業が解除 東京・赤羽の飲食店街=2021年10月25日午後、東京都北区 写真提供:産経新聞社

新型コロナ「抗体カクテル」、飲み薬は「症状が出てから5日以内」に ~早期発見が重要

飯田浩司アナウンサー)東京都の「発熱外来マップ」を利用していただき、早期発見するのが大事だということですが、新型コロナの場合も早期発見が大切なのですね。

黒瀬)いま皆さんがご存知のように、抗体カクテル療法というものがございます。また年末年始にかけては、飲み薬タイプの治療薬も国内で承認される動きになっています。

飯田)そうですね。

黒瀬)それらの薬は初期段階の服用、「症状が出てから5日以内」という縛りがあるのですけれど、早ければ早いほど効果があります。ですので、新型コロナ感染の疑いのある方は、できるだけ速やかに医療機関を受けていただき、感染している場合は抗体カクテル療法、あるいは今後の新しい飲み薬を使って治療する。それによって、9割以上の確率で重症化を予防できると思います。

9割以上の予防効果があり、周りの人への感染も防ぐことができる

黒瀬)抗体カクテル療法は、濃厚接触者に対しても使っていいということが決まっています。そうするとご自身を助けるだけではなく、同僚やご家族を守ることにもなるのです。

飯田)抗体カクテル療法は予防効果があると報道されていましたね。

黒瀬)9割以上の予防効果があります。飲み薬もそれくらいの効果が期待できると思います。その方がもし躊躇して医療機関を受けないと、周りの方々がせっかくの予防の機会を失って、重症化してしまう可能性も出て来る。ご自身が陽性と疑われた場合には、速やかに医療機関を受けていただき、ご自身の症状を治すだけではなく、予防することによって、周りの友達や同僚、家族を守っていただきたいと思います。

飯田)予防することによって、周りの人を守る。

黒瀬)「早期発見、早期介入、早期治療」の3点セットで新型コロナに対応するという、新たなフェーズに入ったのだと思います。

新行市佳アナウンサー、黒瀬巌氏、飯田浩司アナウンサー

東京都医師会が社会実験する顔写真付き新型コロナウイルス抗原検査陰性証明「東京コロナパス(仮称)」

飯田)加えて、アプリで陰性証明を出すことで経済活動を円滑に行う。東京都医師会では社会実験もやっているようですね。

黒瀬)「東京コロナパス(仮称)」と我々は読んでいますが、顔写真の付いたデジタル証明を開発しました。街中に駐車したキッチンカーに使われるような車のなかで、抗原検査を受けていただき、スマホ上に「陰性でした。何月何日何時」と表示するものです。これから飲みに行く方、あるいは飲みに行くお店の従業員の方に立ち寄っていただいて、「東京コロナパス(仮称)」を陰性証明書として使い、安心・安全に飲食等を楽しんでいただく。歌舞伎町などで実験的に行っています。

飯田)そうすると、いま半分に制限されているイベント参加人数などもこの先、変わるかも知れないですね。

黒瀬)そうですね。このような技術を使って安心・安全に、感染拡大を予防しながら社会経済活動を少しずつ広げ、出口に向けて社会活動が正常化して行っていただきたいですね。

番組情報

モーニングライフアップ 今日の早起きドクター

毎週月~金曜日 朝6:15~

番組HP

医師が週替わりで登場。
飯田浩司アナウンサーと新行市佳アナウンサーが、健康に関する疑問や予防法、症状、治療法などを聞きます

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