2月6日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~)が放送された。今回は、プロゴルファー・上田桃子が出演。上田が在籍していた坂田塾での学びについて語った。
一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組となっている、「TheDeep」。今回は、上田桃子がゴルフに対する情熱の原点を振り返り、坂田塾を主催する坂田信弘への想いを述べた。
金子:熊本出身の坂田信弘さんが主催する坂田塾のご出身。「風の大地」を愛読し、そこから派生した色んなマンガを読んでいる人間としては、坂田さんってむっちゃ怖い人なんやろうなっていう気がするのですが、実際いかがでした?
上田:全く怖くないです!
金子:漫画はフィクション?
上田:まぁだいぶ盛っていますね(笑)!厳しいところももちろんあります。礼儀とか、人として生きて行く上で大事なところは、強く教えていただきましたけど、基本愛に溢れている人で。子どもというか、若い子のエネルギーがすごく大好きな人だと思います。
金子:正直、「すごくお世話になりましたが、ちょっと苦手です。」みたいな答えが返ってくるんじゃないかなと予想していたんですが……。
上田:いやいや。今のゴルフ界をつくったのはもう坂田さんといっても過言ではないぐらい。ゴルフ界にかなり大きな影響を与えている人だと思うので。
金子:上田さんは何を学びましたか?
上田:一番は情熱だと思います。ゴルフに対する情熱だったり、人に対する情熱だったり。高い目標を持って頑張ることが素晴らしいっていうことを教えてもらったなと思いますね。あんまり結果で褒められたことはないんですよ。やっぱり挨拶。例えば、大きい声で挨拶した時とか、すごい褒めてくれますし。あとは、礼状を絶対試合に出たら書かなきゃいけないっていう決まりがあったんですけど、字が汚いと「こんなのダメだ!」って怒られたので。
金子:俺とか絶対坂田塾あかんわ。汚いですよ……読めりゃいいじゃんって思っていました。
上田:ダメですよ。怒られますよ!(笑)
音声メディアやラジオが好きだと公言をしている上田。コロナ禍に立ち上げたというオンラインサロン「上田桃子の3030号室」についても語った。プロゴルファーへのインタビューが初めてで少し緊張していたという金子。上田のオープンに情熱をもって話す姿を見て、すっかりファンになったという。2人は番組での再会を誓い、まだまだ話が尽きない様子であった。
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番組情報
スポーツライターとして幅広く活躍する金子達仁が一流アスリートたちをゲストに迎え、“心の奥底にある想い”を聴くラジオ番組です。アスリートたちの対談を通し、ここでしか聴く事のできない“Deep”な想いと知られざるエピソードに迫っていきます。
また、オンエアでは聴く事ができなかった部分をディレクターズカット版としてPodcastコンテンツとして配信していきます。