ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(2月4日放送)内の「北京 TODAY’S REPORT」に、現地・北京からニッポン放送・洗川雄司アナウンサーが出演。五輪開幕直前の北京の最新情報をレポートした。

北京五輪2022 五輪関係者と外部との接触を遮断するため、ホテルにフェンス設置 警備員が警戒 写真提供:産経新聞社
報道陣が動けるのは「ホテル」「メディアセンター」「競技場」の3ヵ所のみ
飯田)実際に北京に入って、メディアセンターなどもご覧になっていると思いますが、いかがですか?
洗川)「クローズドループ」と呼ばれていますが、バブル方式なのです。去年(2021年)の東京大会よりも厳しいですね。閉ざされたなかを周回するということで、私も含めて報道陣はいま泊まっているホテル、放送の拠点である北京市内のメインメディアセンター、そして競技場。この3ヵ所しか動くことができません。いずれも専用のバスに乗せられて、街に降り立つことは一切できません。
飯田)途中で降りることができない。
毎日PCR検査を受けなければならない ~徹底した感染対策
洗川)それくらい厳しいのです。さらには北京に乗り込む前の段階、入国4日前から、2回にわたるPCR検査を行っています。鼻に綿棒を入れる形のPCR検査を、中国大使館指定のクリニックで受けなければならないのです。
飯田)そうなのですね。
洗川)空港に入ってからも、とにかく毎日、口に綿棒を入れる形のPCR検査を受けなければならないという、徹底した感染対策が施されています。