「ベーグル」ってどこの国の言葉なの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月9日放送分のテーマは「ベーグルの語源」です。
ベーグルを茹でるときにお湯を使いますが、その際に砂糖などの糖分を加えることが多いそうです。糖分が熱せられるとカラメル化するため、ベーグルをキレイな色ツヤにしてくれるのだとか。
「モラセス」という糖分を使うと、さらに焼き色がしっかり付いて、ツヤツヤに仕上がるそうです。モラセスとは砂糖を精製するときに出る、言わば副産物で、黒くてドロッとしたシロップです。「糖蜜」とも呼ばれています。
ただし、モラセスには独特の風味があり、人によっては好みが分かれる傾向にあります。モラセスの代わりに白砂糖やハチミツを使う場合もあり、モラセスを使わなくても適度な焼き色とツヤに仕上がるそうです。
「ベーグル」という名前について、語源には諸説あります。その1つがドイツ語の「buegel(ビューゲル)」を語源とする説です。ビューゲルとは馬の鐙(あぶみ)のことで、馬に乗り降りするときや、乗っているときに足を掛けるための用具です。馬体の左右、外側に吊るして使います。
ビューゲルと呼ばれていたものが、ドイツ語の方言で「リング」や「ブレスレット」を意味する「Bagel(ベーグル)」になったと言われています。
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