北京パラリンピック第6日(3月9日)は、日本人選手が健闘を見せたが、メダル獲得はなかった。
松本秀夫アナウンサー)北京パラリンピック第6日、ノルディックスキー距離男子スプリント(座位)の予選に、森宏明選手が出場。31位で準決勝に進むことはできませんでした。今回がパラリンピック初出場だった森選手は、「コースが予想以上につらく、スキー操作がうまくいかなかった」と悔しさを滲ませながらも、「自分の見せ場であるスタートダッシュで飛び出すことができた。結果はついてこなかったがこの場に立つことができてすごく幸せです」と振り返りました。残りのレースへ向けては「最後まで出し切って感謝の滑りをしたい」と意気込みを語りました。
松本)ノルディックスキー距離スプリントフリーには、開会式で日本選手団の旗手を務め男子20キロクラシカル(立位)で金メダルを獲得し二冠を狙う、川除大輝選手が出場。7大会連続出場で、前回の平昌大会ではスプリントクラシカルで銀メダルを獲得しているレジェンド、新田佳浩選手とともに準決勝進出を果たしました。しかし新田選手は準決勝1組で4位、川除選手は準決勝2組で4位となり、決勝に進むことはできませんでした。川除選手は「実力不足。決勝に行けなかったのは悔しくて満足していないけれど、力を出し切れた。いままでやってきたことは無駄ではなかった」と話していました。
女子のスプリントフリー(立位)の予選に出場した阿部友里香選手は12位で準決勝に進出しましたが、準決勝1組で6位となり敗退。岩本美歌選手は予選15位で敗退となり、「自分の実力が足りなくて本当に悔しい。この涙を次につなげたい」と振り返りました。
男子のスプリントフリー視覚障害予選には有安諒平選手が出場しましたが、16位で準決勝には進めませんでした。
~3月9日ニッポン放送「北京2022パラリンピックインフォメーション」(16:27~)より
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