3月12日、北京2022パラリンピックは第9日を迎え、第8日までに4個のメダルを獲得した村岡桃佳選手が、5個目のメダル獲得を目指す。
箱崎みどりアナウンサー)昨日11日のアルペンスキー女子で、“冬の女王”こと村岡桃佳選手、またまた快挙を達成しています。座って滑るクラスの村岡選手は今大会、滑降とスーパー大回転ですでに金メダルを手にしていますが、得意種目の大回転で2位に大差をつけて平昌大会に次ぐ連覇を達成。今大会3つ目の金メダルを獲得しました。
表彰式でメダルを受け取ると、右手を突き上げて喜びをあらわにした村岡選手。スーパー複合でも銀メダルを獲得していますので、これが今大会4個目のメダルです。金3つ銀ひとつ。1大会4個は北京オリンピックスピードスケートの高木美帆選手と同じ数になりました。ちなみに村岡選手も高木選手も日本選手団の主将を務めています。期待に応えた形ですよね。村岡選手は「高木選手が4つ獲った姿を見て凄いなと思っていた。ベストを尽くした結果、同じ数を獲得出来て嬉しい」とコメントしています。
箱崎)北京2022パラリンピックも大会9日目で、残すところあと2日となってきました。今日は4競技が行われ、日本人選手が出場する競技はアルペンスキーとスキー距離クロスカントリースキーのふたつです。
アルペンは9時半から、スキー距離は11時から競技が始まります。アルペンスキーは女子最後の種目、回転が行われ、回転でも村岡選手がメダルを獲得すると、平昌大会に続いて2大会連続、出場5種目全てでメダルを獲得と、偉業を達成することになります。
またスキー距離クロスカントリースキーでは、立って滑るクラスの男子20キロクラシカルで金メダルを獲得した川除大輝選手が、今日は男子12.5キロフリー決勝に出場予定です。川除選手はまだリレー種目に出る可能性が残されていますが、個人種目は今日で最後です。こちらも悔いのない滑りで2個目の金メダルを目指します。
そのほか男子12.5キロフリー決勝には、立って滑るクラスの佐藤圭一選手、視覚障がいのクラスで有安諒平選手が出場します。佐藤選手、有安選手はともに村岡桃佳選手と同じ夏冬二刀流の選手です。健闘を期待しましょう。
~3月12日ニッポン放送「北京2022パラリンピックインフォメーション」(9:29~)より
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