キャスターの辛坊治郎が5月18日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。3月の中国の航空機墜落事故が何者かの故意によって引き起こされたとのウォール・ストリート・ジャーナルの報道に言及した。

中国国営テレビで3月24日に放映された、南部・広西チワン族自治区に墜落した中国東方航空機の機体の一部 AFP=時事 写真提供:時事通信社
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは中国南部で今年の3月に発生した航空機の墜落事故について何者かが故意に操作した可能性があると報じた。
辛坊)今年3月に中国の飛行機が墜落して飛行機がまっすぐ落ちる写真が撮られていましたよね。あの時私は「飛行機は通常こういう形で落ちない」と。飛行機はエンジンが止まっても必ず斜めにグライダーのように飛行するわけで、本当にまっすぐに落ちているとするならば操縦桿を倒すなり、操縦室の中でそういう意図を働かせない限り、こういう落ち方はしないと言いましたよね。
ウォール・ストリート・ジャーナルが、専門家によるボイスレコーダーとフライトレコーダーの分析で、何者かが故意に操作した可能性があると報じました。事故から2か月経っておそらくパイロットか、あるいは誰かが操縦室に乱入して、わざと飛行機を墜落させたのではないのか。そうじゃないとあんな落ち方しないというのは、私は2か月前に申し上げたことが2か月経ってやっぱりそうだったということが証明された。証明されても問題の解決にはならないわけでありますが。