「世界バラ会議」って何をする大会なの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月2日放送分のテーマは「世界バラ会議」です。
「世界バラ会議」とは、40ヵ国が加盟する「世界バラ会連合」が3年に一度開催する、バラに関する世界最大の国際会議です。50年以上の歴史があります。
世界バラ会議で選ばれたバラは、「殿堂入りのバラ」と呼ばれます。世界中のどの環境でも育てやすく、誰もが美しいと思える栄誉あるバラたちです。
第1号は1976年、第3回イギリス・オックスフォード大会で選ばれた「ピース」という品種です。この名前は、第二次世界大戦後の1945年、平和への願いを込めて付けられたそうです。
クリームイエローの花びらのふちの部分が、薄いピンク色をしていて、まさに殿堂入りにふさわしいバラです。世界バラ会議では、これまでに17種類のバラが殿堂入りを果たしています。
通常であれば、オーストラリア・アデレード大会が去年(2021年)開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、今年(2022年)10月に延期となりました。
ちなみに、2025年に開催予定の第20回大会の会場は、広島県福山市です。日本での開催は2006年の大阪市以来、2回目となります。福山市は戦後の復興とともに、市民の方々の手によって「100万本のばらのまち」として築き上げられたそうです。
番組情報
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