『第48回 放送文化基金賞』のラジオ部門で、1月2日(日)に放送されたニッポン放送報道スペシャル「あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!」が奨励賞を受賞した。
ニッポン放送では、東日本大震災の取材を進める中で出会った全盲の小椋汐里さん(震災当時は小学6年生)を長きにわたって取材し続けてきた。
3年前は大学生だった小椋汐里さんが、2021年の春から宮城県仙台市内にある中学校の英語教師として着任。日々奮闘する彼女の姿にスポットを当て、周囲で支える教師、生徒の話なども交え、共生社会への取り組みと課題をこの番組では伝えた。
なお、この番組は、平成30年日本民間放送連盟賞ラジオグランプリ、および平成30年度 文化庁芸術祭ラジオ部門ドキュメンタリーの部で大賞を受賞したニッポン放送報道スペシャル『My Dream』の続編となる。
ニッポン放送では、昨年のラジオ番組部門でも「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」が優秀賞を受賞しており、2年連続の受賞となる。
放送文化基金賞は、公益財団法人 放送文化基金により、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに毎年贈られる賞で、『第48回放送文化基金賞』は2021年4月~2022年3月の期間内に放送された番組が対象。今回、『ニッポン放送報道スペシャル「あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!」』が受賞した奨励賞は最優秀賞、優秀賞に次ぐ、全国で3番目の賞となる。
◆放送文化基金賞 ラジオ部門 奨励賞について
公益財団法人 放送文化基金による『第48回 放送文化基金賞』のラジオ部門の賞で、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに毎年贈られる。ラジオ部門は、2021年4月~2022年3月の期間内に放送された全国のラジオ番組で、オールジャンルでの募集。今回、受賞した奨励賞は、最優秀賞、優秀賞に次ぐ3番目の賞。
■番組タイトル:ニッポン放送報道スペシャル『あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!』
■放送日時:2022年1月2日(日)26時~27時 放送
■出演者:小椋汐里さん(仙台市立台原中学英語教諭)、台原中学の教諭・生徒の皆さん
■ナレーション:上柳昌彦
■制作:遠藤竜也 森田耕次 (構成)上村貢聖 桜林美佐 (技術)イメージ・ファクトリィ石垣哲