梅干しに含まれる「梅リグナン」ってどんな成分?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月8日放送分のテーマは「梅干しの栄養」です。
梅干しは、さまざまな栄養素を含んでいるため、昔から「1日ひと粒で医者いらず」と言われているそうです。梅を干し、水分を蒸発させると栄養素が凝縮され、効率よく栄養を摂ることが可能になります。
梅干しの酸っぱさの成分であるクエン酸には、胃腸の働きをよくして、食欲を高めてくれる効果があります。同時に、消化を助ける働きもしてくれます。また、疲労の原因となる乳酸を抑える働きがあることから、疲労回復に効果的とされています。
さらにクエン酸には、カルシウムの吸収を高める働きがあります。そのため、カルシウムを豊富に含む食品……例えばシラスなどと一緒に食べるといいそうです。
他にも、梅干しにはポリフェノールの一種「梅リグナン」が含まれています。梅リグナンには、生活習慣病を防ぐ抗酸化作用や、細胞の老化などを防ぐ働きが期待されています。
また、「バニリン」という成分も含まれていますが、バニリンには脂肪を燃焼させる効果があるとされています。つまり梅干しは健康だけでなく、美容にも効果が期待できるということです。
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