試験や商談に影響する可能性も? 睡眠障害「ナルコレプシー」
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月24日放送分のテーマは「睡眠障害」です。
睡眠障害の1つである「ナルコレプシー」という病気は、脳を覚醒させる働きを持つ物質が、何らかの原因で日中に脳から分泌されなくなることで発症することがわかっています。
日本では約600人に1人の割合で発症し、発症年齢は10代~20代前半に集中しています。なかでも14歳~16歳に多く見られるそうです。
しかし現状では、ナルコレプシーという病気があまり知られていないこともあり、「居眠りなんかして、たるんでいる!」など、誤解されてしまうことが多いそうです。
試験や商談中のような大事なときにも発症することから、失敗やトラブルを招く可能性も高いのだとか。ところが周囲の人だけでなく、本人に「病気」という自覚がない場合も少なくありません。
いずれにしても、ナルコレプシーのような睡眠障害は、病気であることには違いありません。症状が続くような場合は、専門医の方に相談して治療に努めるのがいいそうです。
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