「打ち水」ってどのくらい効果があるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月6日放送分のテーマは「夏の暑さに対する知恵」です。
江戸時代、夏の暑さを少しでも和らげるために、庶民の知恵として行われていたのが「打ち水」です。自宅前の道や庭に水をまくことで、涼しくなる効果を期待して行うものであり、土ぼこりやほこりを抑える効果もあります。
また打ち水には、お客さまを招く際に玄関先や道に水をまくことで、心地よく迎える「お清め」の意味などもあったと考えられています。
現代の夏では、主に大都市の気温が高くなる「ヒートアイランド現象」が問題となっています。それに対して、打ち水がどのような効果を持つのか検証すべく、壮大な社会実験として2003年(平成15年)からスタートしたのが「打ち水大作戦」です。
決められた日時にみんなで一斉に打ち水を行い、その効果を検証するというもので、実際に「気温が下がった」という結果も出ているそうです。
今年(2022年)も、暦の上では1年で暑さが最も厳しいとされる「大暑」から、厳しい暑さの峠を越したとされる「処暑」まで、「晴れたら毎日打ち水をしよう!」と勧めています。今年の「大暑」は7月23日、「処暑」は8月23日です。
番組情報
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・