いまラジオ受信機の必要性が見直される「最大の理由」とは
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月2日放送分のテーマは「ラジオの移り変わり」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
1960年代後半、ラジオとカセットレコーダーが一体になった「ラジカセ」の登場により、ラジオ放送を録音するという新たなスタイルが生まれました。
その後もラジオの受信機はどんどん進化していきますが、携帯電話が生活の一部となった2005年(平成17年)には、携帯電話でラジオが聴ける『RADIDEN(ラジデン)』が発売され、話題となりました。
現在は「ラジコ」というサービスを利用することで、パソコンやスマートフォンでもラジオを聴くことができます。
ラジオ受信機の必要性は改めて見直されており、最大の理由として挙げられるのは「災害や緊急用」です。過去の災害では、停電や基地局の被害などでテレビや携帯電話が一時的に使えなかったことがあります。
パソコンも充電が切れてしまうと使うことができません。正確な情報収集のために重要な役割を果たしてくれるのが、電池で聴けるラジオの存在です。
持ち運びにとても便利な「緊急用カード型ラジオ」や、電池がなくても聴ける「手回し充電ラジオ」など、もしもの際のための1台として、ラジオ受信機が必要とされています。