ポスター&標語で「自動車リサイクル」を広めよう!全国の小学生を対象にした「クルマのリサイクル」作品コンクール開催!

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公益財団法人自動車リサイクル促進センター(所在地:東京都港区、代表理事:細田衛士)が全国の小学生を対象とした第 6 回「クルマのリサイクル」作品コンクールを開催している。現在、作品の募集を開始しており、締切日は、2023年2月28日(火)まで。

このコンクールは、多くの小学校の授業で取り上げられている「自動車リサイクル」をテーマに、小学生ならではの視点で、「もっと皆に知ってもらいたい」ことを標語やポスターで表現するもの。

今回、コンクールのテーマにもなっている「自動車リサイクル」の制度が本格的に稼働したのは2005年。既存のリサイクル産業の基盤を活かしつつ、自動車ユーザーや自動車メーカーなどの役割を明確にし、廃棄物の削減と資源の有効利用を目指した社会システムとして、昨今、耳にする機会の増えたSDGsにも通じるところがある。

その背景には、不法投棄された使用済自動車から流出する有害物質による土壌や地下水などの汚染、不適正な処理により大気に放出されたフロン類のガスによるオゾン層の破壊や地球温暖化などの問題があった。それらの問題に対応するべく、2002年に使用済自動車の再資源化等に関する法律(通称「自動車リサイクル法」)が制定、2005年1月1日から施行され、今日まで様々な問題の解決が進んでいる。

現在では、使用済自動車のほとんどがリサイクルされており、使用済自動車の不法投棄に関しても、2004年9月末時点では2万台を超えていたが、2021年3月時点では560台までに減少している。

リサイクルの過程において、地球温暖化など、環境に悪い影響のあるフロン類のガスは熱処理によって無害化され、エンジンやドア、トランスミッションなどの使える部品は、リサイクル部品として再利用、金属やゴム、プラスチックなどは原材料に戻したり、熱エネルギーとして利用されている。

今回のコンクールは、より多くの小学生が日本の産業や環境保全の現状と将来を考え、「自動車リサイクル」への理解をさらに深めてもらえればという願いが込められている。昨年度は、「クルマのほとんどがリサイクル」、「リサイクルしやすいクルマづくり」などを作品のモチーフに、全国から 7,995 件の応募が集まった。日本が世界に誇る「自動車リサイクル」の背景や仕組み、また今回のコンクールついては、「公益財団法人自動車リサイクル促進センター(https://www.jarc.or.jp/ )」のホームページをご覧いただきたい。

<第 6 回「クルマのリサイクル」作品コンクールの概要>

■主 催     :公益財団法人自動車リサイクル促進センター

■後 援     : 経済産業省、環境省、全国都道府県教育委員会連合会、全国市町村教育委員会連合会、全国連合小学校長会、全国小学校社会科研究協議会、一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本自動車販売協会連合会、一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会、一般社団法人日本自動車整備振興会連合会、一般社団法人日本鉄リサイクル工業会、一般社団法人日本自動車リサイクル機構、NHK、読売新聞社/読売 KODOMO 新聞

■応募資格 :小学生(日本在住)

■部 門  :①標語の部、②ポスターの部

■応募方法 :① 標語の部(郵送・FAX・WEB)

⇒標語(5・7・5 の形式にこだわりません)と作品に込められた思い(100 字以内)

② ポスターの部(郵送)

⇒八つ切りサイズ(27cm×38cm 程度)までの画用紙で、画材は自由(貼り絵は不可)

■応募宛先 : 〒104-0032 東京都中央区八丁堀 3-17-6 群成舎八丁堀ビル 6 階「クルマのリサイクル作品コンクール」事務局(プラスエム)

■応募期間 : 2022 年 9 月 1 日(木)から 2023 年 2 月 28 日(火)必着

■入賞発表 :3月下旬

■賞    : 個人賞、団体賞、参加賞

■お問い合わせ先: 「クルマのリサイクル」作品コンクール事務局 TEL.03-6222-5250(平日 10 時~18 時)

■ 開催概要 URL : https://www.jarc.or.jp/contest2022/

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