藤子不二雄Aが15年に渡って書き続けてきたエッセイに西原理恵子がイラストでツッコむ愛あふれる作品『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』の魅力

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9月25日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』のおすすめポイント3つを紹介した。

藤子不二雄Aが15年に渡って書き続けてきたエッセイに西原理恵子がイラストでツッコむ愛あふれる作品『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』をピックアップ。この作品は、“ことわざ”をお題に、藤子不二雄A氏がエッセイをしたためて、西原理恵子氏がイラストと“ぼやき”でツッコむという、奇跡のコラボ連載作品となっている。

今回吉田は、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「貴重な歴史的証言満載」。

藤子不二雄A先生が書いたエッセイには、藤子・F・不二雄先生との出会いについて書かれているんですよ。どういう風に『ドラえもん』を描いて、とか。『ドラえもん』の一方で、A先生は『まんが道』とか描いてるんですけど、何でそういうのが描けたかってことを書いてるの。めちゃくちゃいい話。2冊出てますけど、ずっとそんな話。本人が書いたそういうエピソードがいっぱいです。

METAMUSE・西井万理那(パートナー):めっちゃいいじゃん!

吉田:おすすめポイントその2は「そこに対して、西原理恵子先生が無茶苦茶なことを書く」。

今の聞くと、いい話じゃない?藤子・F・不二雄先生との出会いが最高、とかじゃないですか。それに対して、西原先生が「みんな離れて仲良しのフリ」って(笑)「どうせロクに合わないんです。割り切りましょう」って、めちゃめちゃ怒ってる西原さんの絵が描いてあるんです。だから読んでて最高に楽しいです。

西井:絵が可愛い!

吉田:おすすめポイントその3は「2022年4月に亡くなった藤子不二雄A先生が、3月までやってた連載」。

最後の最後まで書いてたのが、この連載なんですよ。最後の最後に、ポケットの中に130円分の切手が入っていたっていう話が……(笑)最後までギャグを書く人だったんだなって思わせる。オチがあって構成がある、すごく読み応えがあるエッセイなんですよ。漫画家さんって、本当に物を作る人なんだなって実感しました。

漫画『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』の魅力的な要素3つを語った吉田。先日2巻が発売され、最終回となった本人直筆の遺稿なども載っている。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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