昨今における中学受験を塾講師の視点からリアルに描いた、受験生におすすめの漫画『二月の勝者-絶対合格の教室-』の魅力

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9月11日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、高瀬志帆による漫画『二月の勝者-絶対合格の教室-』のおすすめポイント3つを紹介した。

昨今における中学受験を塾講師の視点からリアルに描いた、受験生におすすめの漫画『二月の勝者-絶対合格の教室-』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『二月の勝者-絶対合格の教室-』をピックアップ。この作品は、中学受験をテーマにした漫画で、中学受験生を扱う塾で講師としてデビューした佐倉麻衣が、カリスマ塾から移動してきた講師・黒木蔵人と出会い、最初は不信感を抱きつつも、次第にその指導方法に圧倒されていくという物語。

今回吉田は、アイドルでシンガーソングライターの眉村ちあきをゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「鬼の取材力」。

これはファンタジー漫画とかじゃなくて、現実に存在する中学受験の話を扱っていて。僕も学習塾のバイトとかしてたんですけど、すごくリアル。僕が受験したのは1980年代とかの話なんですけど、今2020年代がどうなっているかっていうのをめちゃくちゃ取材してて。(昔は)先生が怒ったりしてましたけど、怖さで子供を動かすような世界ではもうなくなってる。(怒る指導方法では子供が)辞めちゃうから、親御さんタイプ別、子供タイプ別に、塾の先生はこんないろんなことを考えてるんだ……みたいなことがすごく分かる。

眉村:塾の先生っていっぱい考えるんですね~。

吉田:おすすめポイントその2は「世界一長い2月1日」。

中学受験において、一番難しいとされる御三家(の学校)とかあるじゃないですか。それって全部、試験日が2月1日なんですよ。その日って、午前中だけじゃなくて、そこに落ちちゃうかもしれないけど優秀な生徒を集めたい学校とかが、午後受験とかやってるんですよ。そういう時代なんだって。だからその場合だと、算数だけで受けられる学校とかもあって、そういう細かいのも出てくるんだけど。今、(進行中のシナリオが)2月1日を迎えてるんですよ。大体今、単行本2~3冊、ず~っと2月1日です。でもめちゃくちゃスリリングなの。今まで実力をちょっとずつ付けてきた子とか、初めから高かったけどちょっとメンタルの調子崩してる子とかの結果が、毎ページ出てくるんですよ。すごいドキドキする。

眉村:そっか~!

吉田:おすすめポイントその3は「多分本当に役に立ちます」。

受験のテクニックとかが、ジャーナリストっていうか報道みたいに細かく出てくるのね。中学受験をやろうと思っている(子供の)親御さんとか、学校や塾の先生みたいに教育サイドにいる人とかは、この漫画、本当に役に立つと思う。

漫画『二月の勝者-絶対合格の教室-』の魅力的な要素3つを語った吉田。この漫画は、現在『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載中で、コミックス最新16巻が9月12日(日)に発売。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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