10月9日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、一色まことと長崎尚志による作品『闇の少年』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『闇の少年』をピックアップ。この作品は、『ピアノの森』などで知られる一色まことと、浦沢直樹らを担当してきた編集者・長崎尚志がタッグを組んだ、少年少女のサスペンスホラーとなっている。
今回吉田は、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔 (ゆめおいかける)をゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「一番やばい奴が予想外」。
サスペンスホラーって、そこが肝じゃないですか。でもこれ、2巻しかないんですよ。僕は途中からマジで腹立つキャラが1人いたんですけど、そいつが想像を絶してやばくて。そいつがそうだっていう予測があまりにもつかなかったので、最後逆に怖くなりました。っていうストーリーができてるのは、一色まことさんと長崎尚志さんだったら当然だなっていう風に思うんですけど。
METAMUSE・西井万理那(パートナー):へぇ~!
吉田:おすすめポイントその2は「連載時、作者名が違う」。今、一色まことさんって言ってたじゃないですか。これ、連載時は、椋洸介さん。わざわざ正体隠して連載してたんです。それはホラーだから。作者名で予想つくところって、漫画だとある程度あるじゃないですか。そこもあったんだと思うんですけど……今の、分かります?何で作者名が違ったか。
夢追:えっ……。
西井:何で?
吉田:おすすめポイントその3は「別に存在する小説の中に登場する漫画が、この『闇の少年』」。
これは『闇の少年』として2冊で読めるんですけど。長崎尚志さんが、『邪馬台国と黄泉の森―醍醐真司の博覧推理ファイル―』っていう小説書いてるんですよ。その小説の中で失踪する漫画家が椋洸介で、その椋洸介が書いてた漫画が、この『闇の少年』なんですよ。一色まことさんが失踪したっていうと大変なことになっちゃうから、そうじゃなくて、椋洸介っていう今まで誰も知らなかった作家がまるで連載しているかのようにして、その作品を書いているという。こっちは、邪馬台国の謎が含まれる物凄い壮大なストーリーになっています。
漫画『闇の少年』は、コミックス上下巻が9月30日に発売。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!