政治ジャーナリストの青山和弘氏が10月19日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、辛坊と対談。支持率が下がり続ける岸田文雄首相の慌てぶりについて、辛坊は「溺れそうなときにバタバタするのは最悪」、青山氏も「泰然自若としているべきだ」と指摘した。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題をめぐり、岸田文雄首相は19日の参院予算委員会で、宗教法人に対する解散命令を請求する要件について、「民法の不法行為も入り得る」と述べた。「用件には含まれない」とした18日の衆院での答弁を修正した。
辛坊)最近の岸田首相の言動や取り巻く環境は、どうでしょうか。
青山)ダッチロールしていますね。支持率が下がって焦っていますし、慌てています。
辛坊)支持率が下がっているとはいえ、まだ20~40パーセント程度はありますよ。私は十分だろうと思うのですが、岸田首相本人は思わないわけですね。
青山)支持率が長く高いまま推移してきたという経緯がありますから、下降ベクトルを少なくとも食い止めないといけないという思いがあるのだと思います。
辛坊)水に溺れているときにバタバタと手足を動かすのは最悪です。バタバタすると、沈んでしまいます。じっとしていれば、浮かぶんですよ。今の岸田首相のバタバタぶりを見ていると、最も悪いパターンにはまっているんじゃないかと思います。
青山)こういうときこそ、泰然自若としていなければいけないのですが、岸田首相に関しては全くそうじゃないですね。
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辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)