焦点は上院 トランプ派候補の結果次第ではさらに分断が アメリカ中間選挙を須田慎一郎が分析

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ジャーナリストの須田慎一郎が11月7日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。現地時間8日に投開票が行われる、アメリカ中間選挙について解説した。

焦点は上院 トランプ派候補の結果次第ではさらに分断が アメリカ中間選挙を須田慎一郎が分析

米中西部オハイオ州コロンバス郊外で開かれた支持者集会で、演説するトランプ前米大統領=2022年4月23日 写真提供:産経新聞社

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時 生放送

須田は、現地時間8日に投開票されるアメリカ中間選挙について「下院は、共和党が過半数以上の議席を確保する情勢だが、本当の焦点は上院にある」とコメント。

今回の中間選挙では、上院100議席のうち35議席が改選されるが、須田の分析では「安全圏、もしくはほぼ優勢とみられる議席は、民主党10議席、共和党18議席。残りは、激戦区のペンシルバニアやウィスコンシン州などの7議席」としていて、その7議席の共通項として「共和党候補者が全て、トランプ前大統領の推薦を受けて予備選を勝ち抜いてきた、トランプ派」と指摘した。

須田は「トランプ派の候補者たちが軒並み当選すれば、共和党内のトランプ派が勢いづき、トランプ氏が2024年の大統領選に出馬する流れになる。現在のアメリカは、民主党と共和党の分断はもちろん、共和党内のトランプ派、反トランプ派の3つに分断されている状況。今回の中間選挙の上院での結果次第では、この先の2年間、これらの分断がさらに進んでいく可能性がある」と話した。

また、須田は「中間選挙は与党が負ける傾向にあるので、民主党はどれだけの負けで抑えられるかがポイントになる」とも話し「何より重要なのは2024年の大統領選だが、今回の中間選挙で民主党が大幅に議席を減らしたり、トランプ氏の推薦候補が次々に当選することになると、この先の2年間で分断が深まっていき、アメリカ政治が機能不全に陥りかねない。その点でも、今回の中間選挙の行方に注目したい」とした。

焦点は上院 トランプ派候補の結果次第ではさらに分断が アメリカ中間選挙を須田慎一郎が分析

■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜~金曜 午前6時~8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司 (ニッポン放送アナウンサー)新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
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■番組HP:https://www.1242.com/cozy/

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飯田浩司のOK! Cozy up!

FM93/AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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