「餃子の王将」社長射殺事件 “本当の黒幕”を須田慎一郎が言及
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ジャーナリストの須田慎一郎が11月7日(月)、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。「餃子の王将」社長射殺事件の“本当の黒幕”について言及した。
『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
2013年、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さんが射殺された事件で、先月28日、京都府警が事件発生から約9年を経て、特定危険指定暴力団工藤会系組幹部・田中幸雄容疑者(別事件で福岡刑務所に服役中)を逮捕した。その後の報道などでは、大東さんと田中容疑者との接点はないとされている。また、過去に王将側から特定の企業グループに、200億円以上の不適切な資金流出があったとされる問題では、その元企業トップが京都府警から任意の事情聴取を受けたとされている。
この件について須田は「(その元企業トップが)本当に“ホンボシ”(真犯人)なのか。この人もある種のダミーだったんじゃないのか。この人の裏に、本当の黒幕がいたのではないかとおぼしき証拠をいくつか見つけてきた」と語り始めた。
須田は「その元企業トップの会社から黒幕の会社に、かなりの巨額の金、正確に言うと2006年から2008年にかけて、65億5000万円の送金が行われている。これは送金ベースで確認できています。そうすると、餃子の王将→元企業トップの会社→黒幕という資金の流れが見てとれる」と指摘。「そうすると、やっぱりその元企業トップはダミーで使われただけじゃないのかということがうかがえる」と述べた。
ただ、その黒幕について「ほとんどのメディアは把握していないため、この元企業トップで情報が止まってしまう」と語った。
そのうえで須田は、この黒幕について「福岡出身の元暴力団組員。工藤会ではない。加えて、裏社会で結構有名な人で、つぶれかかったゴルフ場や、ゴルフ会員権の発行、あるいは不良不動産を巡って、結構錬金術を使ってヤミ金を生み出していた。そういう人物」と言及。「そういった意味では、元企業トップが経営していたとされる福岡のゴルフ場も、本当にその元企業トップの持ち物なの?オーナーは別にいたんじゃないの?というのが僕の見立て」と語った。
■番組タイトル:ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』
■放送日時:毎週 月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
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