「年内解散があるのではないか」と永田町で囁かれる岸田政権 

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ジャーナリストの須田慎一郎が11月21日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。寺田総務大臣の更迭によって、追い詰められた状況の岸田政権について解説した。

2022年11月20日、記者の質問に答える岸田総理~出典:首相官邸HPより(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202211/20bura.html)

「年内に解散があるのではないか」という見方もある岸田政権 ~「解散があるぞ」は「ない」という解説も出ている

飯田)新聞各紙一面トップは「寺田総務大臣更迭」の話題についてです。野党は「遅すぎる」と批判しています。約1ヵ月で3人ですものね。

須田)野党の批判はその通りだと思います。後手にまわった更迭だと思いますし、先週の時点で更迭は織り込み済みでした。大臣経験者あるいは現職の大臣にも会って話をしましたが、岸田政権は「完全に土俵際まで追い詰められたな」という状況です。

飯田)土俵際まで。

須田)永田町で噂に上がっていますが、「年内に解散があるのではないか」ということです。しかし永田町的な見方をすると、「解散があるぞ」と言われていると結果的にない、「ない」と言われているとあるのです。だから、「ないのではないか」というようなよくわからない解説が出ています。

飯田)先日成立した「10増10減」の法律が効果を持つ前に、一度解散してしまった方が揉めないのではないか、というところが根拠になっているらしいですね。

須田)それよりも今国会では、行き詰まることが間違いない状況になってきているのです。おそらく11月21日は寺田さんではなく、葉梨前法務大臣の退任の経緯について国会で説明する。これは謎ルールでして、岸田さんが、山際大臣が更迭されたときに国会で説明して、自分でつくったルールなのです。「だったらやってもらいましょう」ということで、野党が無理やり要求したものでもないため、やらざるを得ないだろうという状況です。

立憲民主党、日本維新の会が出す補正予算の審議に応じる条件 ~「旧統一教会をめぐる被害者救済法案の提出の目途をつけること」

須田)先週1週間はありませんでしたから、ようやく予算委員会があって、補正予算の審議が始まります。補正予算の審議に応じる条件として、特に立憲民主党、日本維新の会が出しているのは、「旧統一教会をめぐる被害者救済法案の提出の目途をつけること」が条件として挙がっています。

飯田)補正予算の審議に応じる条件として。

須田)救済法案については、政調会長クラスからなる4党協議の場ですり合わせ作業が進められていて、実は14日に「要綱」と言われているドラフトを政府・自民党が出す予定だったのです。

法案の「前段の前段」の状況 ~今国会で法案がつくれるのか

須田)しかし、結果的に出せずにいます。18日にそれ以前の状況のレベルの「概要」が出てきたのです。

飯田)概要。

須田)それを出し、またすり合わせをして、結果的にドラフトでは憲法に合致しているのか、他の法律との整合性があるのかどうかなど、全部すり合わせて論点メモのようなものをつくっていくわけです。

飯田)論点メモをつくる。

須田)法案の前段の前段ですから、「今国会で法案がつくれるのか」という状況です。

茂木幹事長の謎の行動

須田)さらに謎の行動が出てきました。それまでは「4党協議」というのは、先ほど申し上げたように政調会長が中心になって行うのですけれども、茂木幹事長が「ちょっと待った」というように出てきました。「これについては4党協議ではなく、他党とも協議する」というのです。

飯田)4党協議ではなく。

須田)そのため、共産党や国民民主党とも協議が始まっています。どうなるのかという状況です。

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