2023年1月公開『金の国 水の国』作者が全力で手掛ける“呑気系サスペンス”漫画『マロニエ王国の七人の騎士』の魅力

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12月11日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、岩本ナオによる漫画『マロニエ王国の七人の騎士』のおすすめポイント3つを紹介した。

2023年1月公開『金の国 水の国』作者が全力で手掛ける“呑気系サスペンス”漫画『マロニエ王国の七人の騎士』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『マロニエ王国の七人の騎士』をピックアップ。今回吉田は、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「ネーミングセンス」。

騎士が7人出てくるんですけど。マロニエ王国には、バリバラっていう女将軍がいまして、その女将軍の7人の息子が、その騎士なのね。騎士の名前って、普通だったらリチャードとかそんな感じになるじゃない。そうじゃなくて、『眠くない』『博愛』『暑がりや』『寒がりや』『獣使い』『剣自慢』『ハラペコ』っていう。この7人が、ほぼ並列の主人公なんですよ。7人が並列の主人公だと、かなり分かりづらくなるはずなんだけど、この名前のおかげで、「眠くなさそうな顔してるなって思ったら……あ、『眠くない』じゃん」って分かるので。さらに、この7人の息子たちが何をするのかというと……マロニエ王国って、7つの国に囲まれてる国なのよ。『寒い国』『夜の長い国』『生き物の国』『食べ物が豊富な国』『暖かい国』『好色の国』『武力の国』という7カ国に、この騎士たちが、それぞれ派遣されるの。っていう物語で、めちゃくちゃ複雑なのに読みやすいんだよね。

METAMUSE・西井万理那(パートナー):うんうん。

吉田:おすすめポイントその2は「呑気系サスペンス」。

キャラクターが可愛くてのんびり暮らしてるでしょ?なのに、次の国に行くと、何か秘密があるらしくて、騎士たちが命を狙われてたりするんだよ。そうすると、深刻なサスペンスにいきがちでしょ?なのに、みんなどこかで常に呑気なんですよ。“平和なサスペンス”っていう、物凄く珍しいジャンル。

西井:へぇ~!

吉田:おすすめポイントその3は「岩本ナオさんだから、絶対最後までできてる」。

(同作者による)『金の国 水の国』っていう作品が、これ以上ないくらいにきれいに終わってるの。「こんなに物語ってきれいに終わるんだ」って思わせてくれるような人が、今回、全力で作ってるのが、この『マロニエ王国の七人の騎士』なので。今7巻まで出てますが、すごい複雑なんだけど、その中でもかなり細かい伏線がいっぱい繋がってるのね。これ、最後までいっちゃったらどうなるんだろう?って、今ドキドキしながら読んでいるところです。

『マロニエ王国の七人の騎士』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は『月刊flowers』にて連載中で、先日コミックス第7巻が発売されたばかり。また、話題にあがった『金の国 水の国』は、2023年1月27日に劇場版も公開。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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