受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
受験生を応援するため全国各地を飛び回る『おうえんしナイト』。 今回は千葉県からお送りいたします!
お伺いするのは千葉県千葉市にある「神田外語大学」になります。「語学に関する学部のみを設置し、研究・教育を行う単科大学」である外国語大とはどんな大学なのでしょうか? また、日本で唯一無二の学食があるとのことです! 余談ですが、千葉県はランパンプスの寺内さんの出身地です。さらに神田外語大学は寺内さんの母校である幕張総合高等学校のすぐ近くにあり、高校生ながら綺麗な女子大生を眺めていたとか。
――それではさっそくですが神田外語大学の担当の原隆寛(はらたかひろ)さんにお話を聞いてまいりましょう。
原:アドミッション&コミュニケーション部・コミュニケーションチームの原です。よろしくお願いいたします。
小林:申し訳ないですけど、一つもわかんないです(笑)。
原:(笑)。すいません。平たく言えば広報部になります。その中でも私は主に「高校生に向けた大学の紹介」を担当しています。実際に高校に伺って神田外語大の魅力や、入試制度などを教室で説明しています。先日も、寺内さんの母校である幕張総合高校にも行ったばかりですよ。
寺内:えー? 幕張総合高校でそんなことあったかな?
原:当時はなかったと思いますが、今はすごく多いです。私共も年間600~700回くらい各地の高校へお邪魔させていただいてます。もちろん、私一人ではないですが。
寺内:一日2ステやってんのかと思った(笑)。
小林:原さんも外国語大学出身なんですか?
原:いえ、都内の一般の総合大学を出身です。なので、入職する前は東京の神田駅にある大学だと思ってました(笑)。
寺内:確かに(笑)。なぜ「神田」と名付けたのですか?
原:もともとは神田駅近くの「神田外語学院」という専門学校が母体となり、1987年に幕張の地に神田外語大学を創設したという経緯があります。
小林:てことは、えーっと創立35周年ですね。割と新しめの大学なのかな。
寺内:ガラス張りで校舎も人工芝のグラウンドとかも綺麗ですよね。
原:比較的新しいこともありますし、神田外語大学の学生の7割が女子学生なので、キャンパスの綺麗さとか、おしゃれさも重要なので。
小林:「映え」だ(笑)。
寺内:幕張ならではの広さを活かしてるんですね。確かに僕の母校も広くて綺麗でした。
小林:学生さんはどれくらい在籍してるんですか?
原:一学年1,000人ぐらいで、全学年合わせると合計4,000人程度ですかね。留学生として受け入れている認定留学という形で留学生は100人くらい来ています。
寺内:逆に神田外語大学から留学する割合はどれぐらいなんですか?
原:留学の観点でいえば、外語大学の強みです。1、4年生はほとんど留学しないので、2、3年生のうちの100人ぐらいが毎年留学しますね。まあ、お金の面もありますしね。
小林:でも、神田外語大学には、いろんな国の先生がいるから、留学しなくても、会話ができるのは利点ですね。
原:ありがとうございます。その他にもMULC(マルク)という現地に留学する感覚を味わいながら、言語と文化を学べる場があったり、学内施設を上手に利用すれば留学に行かなくても貴重な経験ができると思います。実際に成績優秀者の中には一回も海外に行ったことない学生もいます。また、他言語専攻の学生同士が交流することで「もう一個、言語を学んでみたいな」と、専攻以外の言語を学ぶ学生も出てくるので、そういった刺激も神田外語大学の強みだと思ってます。
小林:ルーツが近い言葉って結構多かったりするから、そこから興味とか湧くんだろうな。
原:たまに学生がやってきて、いきなり外国語を話しだして「これはスペイン語、ブラジル・ポルトガル語、どれでしょう?」みたいなことをされたりします(笑)。
小林:それはもう手を出していいですよ。大人をなめるなよって(笑)。
寺内:それにしても、すごいなあ。大学の使い方次第では一つの言語を深く学ぶこともできるし、横のつながりを利用して幅広く学ぶこともできるんですね。
小林:「神田外語大学のアピールポイントは?」って聞かれたときはどう答えていますか?
原:「外語大学=語学を学ぶ」ということは、当たり前ですけれど、それだけでなく「国際教養人を育てよう」という思いがあります。国際教養を学べる環境が整っているので、言語はもちろんなんですけど、プラスして文化とか歴史とか宗教など、その言語圏について深く学んでいくことを大切にしています。
寺内:パンフレットを見てもいいですか? KUIS? くいす?
原:「Kanda University of International Studies」の略でKUISですね。
寺内:この文章いいな。「偏差値ではない大学選び」って新しい観点ですね。
原:どうしても皆さん偏差値で大学を選びがちなので、それだけじゃないよっていうところをPRしてます。
小林:まあ、日本語しかできない人が海外行ったら偏差値なんて急に下がるしね(笑)。
寺内:外国語大学を卒業すると、どういった就職先が多いんですか?
原:今は、時代的にもIT・情報系が多いですね。ただ、パンフレットのグラフを見ていただくとわかるんですが、割合は分散しています。つまり「語学」は様々なジャンルの業種に必要とされているということです。メーカー等に勤めても、日本企業として「海外に繋がる」ときに、語学が必要になってきます。例えばカップラーメンは世界中で人気なので、マーケットは世界です。その結果、様々な企業に必要とされる「語学」という強みを持って就職活動することができるので「自分の志望が通りやすい」ということが特徴になっていると思います。以前は航空関係の就職がすごく強かったのですが、コロナの影響で採用が減っています。ただ、今年から採用が始まっていて、内定を頂いている学生もいるので、数年で増えていくと思っています。
寺内:企業も大きければ大きいほど海外を意識しだすだろうから、確かに語学は有利ですね。ちょっと待って! ここ気になるんですけど。「外務省外交官派遣員」だって。
原:ここは本学にとってかなりの「強み」です。一年で十数人輩出していますが、各国の配属先で外務省の職員として働くことになります。
寺内:日本の大使館として現地に行くってことですか?
原:はい。ここに書かれている国々の大使館で2年間働きます。その後は試験を受けて外務省として働くこともできますし、自分の「経験」として、一般企業に行く方もいます。基本的には卒業してから行く学生が多いんですけど、中には在学中に休学して、外務省在外公館派遣員として働いて、戻ってきてから就職活動をし、ご自身のPRポイントにされる方もいますね。
寺内:就活生に「現地で2年間外交官として働いていました」なんて言われたら絶対受かるでしょ!
小林:とるとる! 「まぁーじでぇ!?」って驚いて即採用だよ。
寺内:「えー! トリニダードトバゴぉ!?」みたいな(笑)。
原:ここも「偏差値だけじゃない神田外語大学の強み」になります。
寺内:学部についても聞きたいんですけど、教えていただけますか?
原:神田外語大学は「外国語学部」と「グローバルリベラルアーツ学部」の二学部となっています。
寺内:その、グローらるリベラルアーツ学部っていうのは――
小林:――もうグローバルも言えてないじゃん。
寺内:えっと、じゃあいっそ「フローラル」で。そのフローラルリベラルアーツ学部ってのは、その、どういった香りなんですか?(笑)
原:グローバルリベラルアーツ学部です(笑)。慣れないと言いづらいですね。そもそも学問領域が「外国語学部」とは違うんです。国際教養系の学びをして行くので、語学にプラスして国際社会・国際問題について取り組んでいきます。こちらの学部の学生たちは英語を学びながらニュースにも取り上げられている「紛争」や「環境問題」、あとは「ジェンダー」や「人権問題」など、世界的な問題について、解決して行くための学びをしています。2022年にできた新しい学部なので、現在は1、2年生しかいないんですが、今年はリトアニアをはじめとした4か国を1つ選びそこへ留学しました。貧困と格差、戦争と平和、宗教と民族といったテーマをもとに、多くを考えるきっかけにしました。ニュースでは伝わらない現地の雰囲気を肌で感じた学生たちの話を聞いて私は驚かされましたね。
寺内:いやあ、凄いぞ! 神田外語大学! 僕が高校生の頃は綺麗なお姉さんが多い大学ってイメージでした(笑)。
原:ありがとうございます(笑)。
寺内:原さんを褒めたわけじゃないけど(笑)。
――さて、そろそろ学食に向かいましょうか?
小林:うわ! 全然学食感ないじゃん!
寺内:嘘でしょ! すっごいね!!
原:「食神(しょくじん)」は、日本で初めてNAHA(日本アジアハラール協会)から「ムスリムフレンドリー・ハラール証明」を取得した学食です。「豚肉などを使わない」「アルコールが含まれている醤油やみりんを使わない」「揚げ物は植物油を使う」など、徹底管理を行っています。ハラール食を出す場合は、食器や調理器具も、専用の物を使用して、本場の味と現地の空気が味わえる非常に特色のある学生食堂です。
小林:こだわり強っ! 新宿とかに普通にありそう。
寺内:新宿コマ劇の下にあるよね(笑)。
小林:えびせんのお通しが出て、シンハービール飲めるとこ(笑)。
寺内:ステージと照明があるってことはイベントやるんですか?
原:学園祭でステージを使って学生が民俗音楽の演奏をしたりしています。昼時には満席になりますね。
寺内: 職員さんも使うんですか?
原:使ってます。なかなか授業の時だと触れ合うことが少ないので、ここで学生とコミュニケーションを取れることも良い点ですね。
寺内:僕は大学の時、先生とそんなにコミュニケーション取ったことなかったな。さすが外国語大学!
小林:トゥクトゥクあるじゃん! 乗ってみてもよいですか?
原:どうぞどうぞ。
小林:おじさんそこじゃない!
寺内:まかせろ、知ってんだ俺。
小林:右だって、右右!
寺内:この時間、一通だからダメなんだ。知ってんだ俺。
小林:こんなんじゃお金払えないよ――てか、なんでバリバリ日本なんだよ! せっかくトゥクトゥク乗ってんのに!
――お二人が遊んでいるうちに料理がついちゃいましたよ(笑)。本日のメニューは寺内さんが「ガパオライス」。カレー担当の小林さんが「ハラール定食(鶏肉と茄子のグリーンカレー・鶏肉のレモングラス揚げ・卵スープ」になります。
小林:僕はなぜかカレーしか食べさせてもらえないんですが(※以前に勝負で負けています)、今回はむしろラッキーな気がする。だって、学食で本格的なグリーンカレーが食べれるなんてすごいくないですか? いただきます!
小林:しっかりです。うまっ。ちゃんと辛いし。大衆受けを目指さないで、コアなとこ狙ってる! マジでタイ料理屋来たみたい。絶対に学食のカレーではないね。
寺内:ココナッツも強い?
小林:しっかり! 唐揚げも日本の唐揚げじゃないもん。レモングラスを感じまくる。発表します。これ一位です! そもそも僕、グリーンカレーが好きなのよ。
寺内:それじゃ、僕もいただきます!
寺内:目玉焼き乗ってて美味そう! いただきます。あ、うまい!
小林:外国してる?
寺内:めちゃくちゃタイ! うんま! 小林さんのさっきの意見分かります。いい意味で日本人を喜ばせようとしてない。ちゃんと現地の人の好みの味!
小林:本当にさ「多分苦手な人は苦手」なくらい本格的だよね。
寺内:僕はもうエスニック大好きなんでめちゃくちゃ好き。あ、でも赤ちゃん来れないかも。
小林: 大学に赤ちゃん連れてこないからいいでしょ(笑)。
次回の『おうえんしナイト』は神田外語大学潜入取材の後編としてランパンプスが在校生と座談会する様子をお届けします。外国語を学ぶグローバルな大学生のリアルな声をお届けします。ご期待ください!
<神田外語大学>
住所:〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1
TEL:043-273-2949
HP:https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/
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