左手の薬指が人差し指より長い人は「交通違反」を起こす可能性が高いのではないかという研究結果

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医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が2月8日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。男性ホルモンのテストステロンについて語った。

左手の薬指が人差し指より長い人は「交通違反」を起こす可能性が高いのではないかという研究結果

※画像はイメージです

男性がエネルギッシュに活動するための原動力となる男性ホルモン「テストステロン」

飯田浩司アナウンサー)今回は男性ホルモンについて伺います。

森田)男性ホルモンで重要とされるのはテストステロンで、主に精巣から分泌されます。テストステロンは生殖機能を保ったり、骨格や筋肉の形成、さらに内臓脂肪の蓄積を抑えるなど、さまざまな働きがあります。

飯田)テストステロンの働きは。

森田)テストステロンは、男性が毎日エネルギッシュに活動するための原動力とも言えるホルモンです。男性は妊婦さんのお腹のなかにいる胎児のころから、テストステロンに曝露されています。

飯田)そうなのですか。

森田)生後2週間~6ヵ月にかけて、男の子のテストステロンのレベルが高まる時期があります。この時期に脳の性別による差や、その後の心身の発達に影響を与えると考えられています。しかし、その後、思春期まで男の子のテストステロンレベルは女の子とほぼ同じになると考えられています。

飯田)同じなのですか。

森田)ただ、男の子は思春期になると、テストステロンによって陰毛が生える、声変わりが起こるなどの男性の二次性徴が発現します。

飯田)幼稚園~小学校の中学年くらいまでは、テストステロンのレベルは男子も女子もほぼ一緒だということですか?

森田)そうです。女性も、副腎や卵巣でテストステロンを分泌しているのですが、男性に比べると血液中のテストステロン濃度は5%~10%です。

飯田)量としては小さい。

森田)少ないですね。

左手の薬指が人差し指より長い人は「交通違反」を起こす可能性が高いのではないかという研究結果

飯田浩司アナウンサー、森田豊氏、新行市佳アナウンサー

左手の薬指が人差し指より長い人は交通違反を起こす可能性が高い

森田)男性ホルモンのテストステロンについて、興味深い研究結果があります。左手の薬指が人差し指よりも長い人は、男性ホルモンの影響が強く、交通違反を起こす可能性が高いのではないかという研究結果があるのです。

飯田)私は薬指の方が人差し指より長いです。

新行市佳アナウンサー)私もそうです。

飯田)新行アナウンサーもそう?

新行)はい。

森田)ドイツのマインツ大学が77歳以上の男性を38人集めて、左手の人差し指と薬指の長さを測定し、過去5年間でどれだけ交通違反を起こしたか調査したのです。その結果、人差し指よりも薬指が長い人に、スピード違反や駐車違反などの交通違反を起こした人が多いことがわかりました。

飯田)交通違反を起こした人が多い。

森田)生まれる前にお母さんの子宮のなかで、どれだけテストステロンに曝露したかによって、薬指の長さが決まり、それが生まれたあとの行動パターンに反映されるのではないかということです。自分の左手を見て、薬指の方が長かった人は、いままで以上に注意しながら運転することを心掛けてください。

ホルモンのバランスがいろいろなことに影響する

飯田)テストステロンの作用によって、性格がよりアグレッシブになるようなことがあるのですか?

森田)そうなのだと思います。交通違反だけではなく、さまざまな行動パターンにも影響するのではないかと思います。テストステロンは攻撃的、あるいは支配的な方向に作用することもあるので、女性においても人差し指より薬指が長い人は、男性的な行動パターンになることが多いのではないかと思います。

飯田)新行アナウンサーも薬指の方が長かったですよね。

新行)長かったですね。

飯田)ホルモンのバランスによって、いろいろな影響が出てくるのですね。

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モーニングライフアップ 今日の早起きドクター

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