キャスターの辛坊治郎が4月18日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。海上保安庁の小型飛行機が18日、大分県宇佐市の田んぼに不時着し、搭乗者2人の命に別条がなかったことについて、「対処方法としてベストだった」と指摘した。
18日午前、大分県宇佐市の田んぼに海上保安庁の小型飛行機が不時着した。男性2人が乗っていたが、命に別条はないという。
辛坊)この小型飛行機は「セスナ」です。私は、この不時着したセスナと同じ機体をアメリカで操縦したことがあります。非常に安定しいている飛行機です。
今回の不時着の原因は、はっきりしています。不時着の約2分前に「エンジンが止まった」と通報があったということです。飛行高度が高ければ、飛び立った滑走路まで戻るだけの能力がある飛行機ですが、おそらく高度が低かったのでしょう。飛び立った滑走路まで戻れないと判断し、最も迷惑にならない不時着の場所として田んぼを選んだと思われます。操縦士は速度を限界まで落として田んぼに機首から突っ込み、弾みで機体が前転して機体の腹を上にする形で止まりました。
小型飛行機のエンジンが止まるということは、そんなに頻繁にあることではありません。しかし、絶対にないとはいえません。今回、田んぼに不時着させることは、対処方法としてベストだったと思います。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)